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角印を彫る

当店の角印が傷んできたので、新調することにしました。
ホームーページに見本として載せる予定です。

今朝、1時間半程度で粗彫りを終えました。
文字の構想、字入れを比べたら手彫りの作業は大した作業ではありません。

極めていくと底は平らで深さは均一で彫っていきますので、機械彫りした物に近づいていきます。

印鑑は、手彫りよりもいかに文字を綺麗に配置させ綺麗な字が書けるか、更に綺麗な文字の線を出せる仕上げを掛ける事ができたかが重要なポイントとなります。

あとは、メスのような刃物に持ち替えて仕上げを行います。
粗彫りは字入れ通りにサクッと彫っていけばいい単純作業ですが、仕上げは神経を使う作業となります。

印鑑屋も手彫り手彫りと謳うのか疑問に思う。
手彫りより文字の美しさ、仕上げの美しさではないでしょうか。
印鑑は、「職人による手書きの文字」と、「仕上げ」で出来栄えが決まります。

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