前後不覚
8分角の印材に前後不覚と入れてます。
左右反転に書いているので、印面の左上から前後、右上から不覚となります。
前後不覚の意味は…
物事の後先が分からないほど、意識が正常に機能しないこと。
正常な判断が出来ないこと。

今回も小川瑞雲先生の作品集から選びました 。
なぜ、この文字を選んだのかというと…
・前の刀の部分
・後の形、特に幺の部分(糸を束ねた形)
・不の左右対称
以上の点を書いてみたいと思ったので選んでみました。
月末には忘年会が2件、来月には1件はいって来ました。
酔いつぶれて前後不覚にならないように気を付けたいものですね。