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楷書体は、六朝風で!

毎月第一日曜日にある好古印会だが、1週早まって昨日行われた。
皆さん、窓際に机を一列並べて宮日総合美術展の作品づくりに専念されてました。 私はサクッと刻すだけなので作品づくりはせずに他の人の作品観察と、書き上げた半紙5文字「静中観物化」の作を添削して頂きました。

長いこと大筆を持ってなかったので感覚を取り戻すのに時間が掛かりますが、ほとんど練習してません(苦笑) たま~~に寝る直前に2、3枚書いて睡眠学習が起こってくれることを願って寝てます。

これが徐々にですが線質が変わっていくので、それなりの効果はあると思います。今のとこ画像の様にまだまだ出品できるものではありませんが…(汗)

私の場合は、短時間で必至で書いて上手くなることもなく、逆に字形が崩れたり線質が悪くなることが多々ありますので、書いても10枚程度で終わらせます。

一番の難関は半切5文字(水清無大魚)ですが、角井先生から楷書で勝負しろと指示が… 行書はそこそこ書ければ上手く見えますが、楷書はチョッとの誤差で上手い下手がハッキリする書体で私が最も書きたくない書体の1つで、他には行書、草書、隷書、篆書とあります。

勝負をするならあえて難しい楷書でという事でしょう。
また楷書でも種類がいくつかあり、どの楷書で書くか色々考え行き着いたのが画像の水の形の六朝楷書(りくちょうかいしょ)。

六朝楷書とは…
中国の南北朝時代(439~589年)、北朝で発達した独自の楷書体の総称。現在の楷書の起源となった書体の一つであり、書道では楷書の書風の一つとしてとらえられている。(wikipediaより抜粋)

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