彫りより重要なのは…
今夜、フェリーに乗って今年最後の大印講習会へ向かいます。
基本科の講習生は1級技能試験に向けて頑張ってます。先月はダメだろうと思っていた人もこの1ヶ月で一気に伸びました。
指導も一歩間違えるとパワハラで訴えられそうでハイリスクノーリターンですわ(苦笑)
かと言って、強いプレッシャーを掛けずに接している人は伸びないですね。
先月、講習生の作を見たが上手いこれなら受かると思った作でも、今までの仕事が機械で彫刻した物しか見てないのか、代表取締役印の外円の会社名の部分が太く仕上がってます。 なので、仕上げの見本をみせようと思い着手しました。
判子(印鑑)で重要なのは、文字のデザイン。
次に重要なのは、彫る事でなく、仕上げです。
機械で彫り終わったのが、完成と思っているのか、この仕上げをせずに渡している判子屋が多いのも事実…。
お客様は、未完成の印鑑を渡されてもこれが完成品と思っているので苦情は出ない。それを良い事に改善しないという悪いスパイラルが…
入れている文字は…
外円:株式会社 高島佳代商店
中央:代表取締役印
と、入れてます。
今朝6時で外円の「株式会社高島佳代」まで仕上げたとこで朦朧としてきたので、横になったら8時近くになり結局、朝までに終わらず…
昨夜までに火曜日までの仕事は終わらせてあるので、今日はこの仕上げをしてフェリーに乗り込みたいと思います。
あ…印稿も書いてねかった…
「石川」と、「石川優子」も書いて大阪へ向かいます。