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道を楽しみ、古きを好む

篆刻の草稿 宮崎県宮崎市の印鑑

お題は「楽道好古」
道を楽しみ、古きを好む

2夜目にして何とか書き上げました。
やはり最低でも10時間は必要ですね。
資料を色々みて文字の形、線の欠けさ方など緻密にやっていかないと勉強になりません。

今回は、1つの作品しか参考資料としていないので、ほぼ自分の持っている引き出しから出して書いた物となります。 自分が理想としている形からは程遠い…。模写をして感覚を身に付けたいと思います。

今回は、7時間ほどで書き上げたので仕事レベルの作としてつくってます。
久しぶりに朱墨を使ってみましたが、すぐ乾いて穂先を取られたり1分おきに水を足して水分調整をしないといけなかったりと凄く面倒…。やはり胡粉で書く方がいいですね。

白が鈴の形で、左右の幺は糸飾りで神楽などで見掛ける柄の付いた鈴の形に近いのでは?
この鈴を振って舞うことで神をたのしませることから楽が出来た。(象形)

首は人の首、シンニョウは歩く、進むの意味があり、金文では首を手で持っている形になっている。敵地を攻め入る際に相手の領土には先祖の霊があり災いをもたらすと考えていたので、敵地の住民の首をもって進んでいくことで道が出来る

甲骨文字では、女(母)が子どもを抱く形。母が子を可愛がる形(会意)

十と、口の組合せ。
十は楯のこと、口は神に捧げる祝詞や誓いをいれる器である口(サイ)のこと。
サイの上に楯を置いて長期間において祈りの効果を保つようにすることを古といい、ふるいもの、ふるくからのもの、の意味となった。

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