手仕上げとは…
今年、最後の日曜日。
昨夜、残り2文字のところで休憩を入れて瞬きしたら朝の3時を過ぎてました。
たまに瞬きしあたら3、4時間が一気に過ぎ去る現象が起こります…(笑)
一旦、切り上げて本日、仕上げて月曜日にはお渡しできるようにしておきます。
今回は枠を太く、文字を細くする形で管理者の印を作ってます。
線の太さと、文字の細さのコントラストが文字を見栄えを引き立てます。
判子は、基本的に文字の太さと、枠の太さを変えて作ります。
○○管理まで仕上げ刀で文字を形付けを終えてます。
残す2文字は「者印」の2文字。
文字が太くガタガタしてます。
これを線を綺麗なキレのある線に、バランスを調整しながら文字を作り上げます。
仕上げは、機械で彫った後の彫りカスを取ることが“仕上げ”ではありません。
問屋さんから、印の縁のバリを取る事と、彫りカスを取る事だけが、仕上げで手の入った仕上げなんてする店はほとんど無いですよと聞きます。
お客様が、印鑑屋が作った印鑑だから間違いないと思われるので、印鑑屋が手を抜く始末で残念な現状があります… orz
多くは、きちんとした仕上げもされずに渡されている印鑑が出回ってます。
※石や、金属は仕上げはできません。機械で彫りっぱなしの印となります。