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印泥を練る

明日から4日間、技能グランプリという大会が開催されるので東京へ向かいます。
内容は30mmの印材に11文字を書き入れ、粗彫り→仕上げ→捺印→提出を7時間以内に行う大会です。
師匠がグランプリで優勝した時は下書き10分、字入れは修正なしの一筆書きで30分以内と言われてましたが、自分は下書き30分、字入れ1時間と時間的に大きな差が…また何よりも書き上がった質も低く現段階においても戦えるほどのレベルではないのが現状です。今回は雰囲気、大会の流れを味わうことと、時間内での完成を目標にやってみます。
その準備の一つとして印泥の調整をしました。
印泥は最後の捺印で非常に重要なものとなります。

自分が使ってる印泥は自分なりに美麗と光明を混ぜて作った印泥ですが、ちょっと朱色っぽいのと油分が少ない感じがするので、新たに美麗を混ぜてみました。
以前からする予定でしたが、混ぜるのに30分~1時間かかり、それも付属の小さなヘラだとかなりきついので保留にしてました。

先日、下敷きの上で大きなヘラの様な物で練れば楽にできると思って準備しました。
今、使っている印泥と0.5両の美麗を練ります。 練ってみると大きなヘラでも印泥は粘り気が強くて上から押さえ込むように練っていかないと、中々練ることが出来ません。
何度もヘラで上から潰して混ぜて盛り上げて、再度、上から潰すを15分ほど繰り返していたら混ざり合ってくれました。

器が小さいので二つに分けて入れる事にしましたが、印泥はモグサなどの繊維質の繋ぎ入っているので切るのに手こずりました。

2つに収めて付属のヘラで団子状に形を整えて完成。
油分は少し多めなのでゴム板を適当にカットした物をゴム印の台木に張り合わせ、それを印泥に付けて適度に印面に印泥を付けます。
器があまりにも印泥で汚れているから器も考えたい…。
淵の部分は釉薬が塗られていないので一旦印泥が付着すると取れません。