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辞書をつくる

印章の講習会で講師の辞書で課題の文字の部分にあたるページをコピーした物を頂いてます。 そこには辞書に載ってない文字の形がピックアップされて作られてますので、その部分を切り取って自分の辞書に貼り付けてたり、書いたりして作ってます。 また前回貰ったページでも更に書き加えられていたりするので、それも有難く書き加えております。
同じ篆書体でも様々な形があります。 これを中途半端に知って自己流で変化させるとおかしな形になります。 また独学の恐い点が自己流で満足して成長がなくなる事です。最悪、間違ったまま覚えてしまうこともあります。 これはどんな分野でも共通じゃないかなと思います。 形にはまって学び極めていく。 その先に独自性が生まれてくると思います。

展覧会は習っている者が有利と言われますが、最善の形を知っていくからです。猿真似と言われようが基本的な美を徹底的に追求していくことが必要に思えます。 多くの印章店の方が展覧会に参加して一緒に極めて行けたらと思います。 私は技術者として歳をとって成長が緩やかになっても終わりなき探究心は持っていたいと思います。
今回、60回の節目となる大印展は9月上旬の締切りです。
主催が大阪府印章業共同組合です。 私にメールでも頂ければ規約の書類などお取次ぎいたします。