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石の研磨


篆刻は彫ったあと印影のみ取っておき、次の作品に備えて印面を削ります。
普通は水を流しながらサンドペーパーで気長に円を書く様に削っていきますが、時間が勿体無いのでサンダーで削ってみました。チョッと邪道かな?^^;

1個あたり2、3分で削り終えます。慣れてくるともっと早いかも。
あとはサンドペーパーで印面をまっ平らにしまて完成です。

試行錯誤しながら今の段階でベストな方法は、画像の用にサンダーの歯を縦にして印材をそっと並行に当てます。 その時、研磨の面に押え付けるより印材がぶれない様にしっかり持つといいみたいです。
4方向から削る際に印面が斜めにならないように気を付けながら均等に削っていきます。
削る時は風がある日に屋外で、風下を向いてマスクがない時は息を止めて削る事をオススメします。

印材の中にはこの様に石の中で割れて巣ができているので使い物にならない事もあります。 これが何十分も掛けてサンドペーパーで削って巣が出てきたら苦労が泡となりますがサンダーなら直ぐ分かります。
削り過ぎだけ気を付ければ効率良く削れます。
振動でヒビが入る事も有りませんでした。