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臼杵市の美術館へ


日曜日に大分県臼杵市で開催された河野隆氏の作品展を観に行きました。
河野隆氏はこれからの日本の篆刻界を担う一人とされてます。
また大東文化大の教授をされておられます。
作品を見て回っていると驚く事に河野隆氏がいらっしゃって、年配の方や記者の方に御説明されてたのを横で聴かせて頂きました。
まさにアバンティーの大学教授状態です。(汗)

河野氏の作品でよく目にする作品の“千秋萬歳”がありました。
となりは中国の有名な彫刻家が龍を彫られた印材を使って作品を作られた逸品です。
印材自体もかなり高価な物だそうです。

篆刻や書だけでなく水彩画の作品もありました。
ここに展示されていた物は半切に描かれた野菜です。
河野氏曰く、癌を患った際に書を書く気力も無い時に何気に描き初められたそうです。
展示品は中国に行かれた際に夜になると市場で買ってきた野菜を数日間で書き上げたそうです。
かなり見入ってしまってました。

下書きした物や、印稿も展示してあり、実際使っている道具も一式展示してありました。

関東方面から来られたお客様の対応の合間を見て名刺交換して頂き、その際に直接説明や出来事などを聞かせて頂きました。
まさか、こんなに直接話なんてするとは夢にも思ってなく感無量でした。

大分県臼杵市にある中國陶瓷美術館。
Tel.0972-62-2882
休館日:月曜日