日々のこと

BLOG

念願の本を入手!

1年半、探し続けた本が手に入りました!
オークションではあったのですが、当時販売価格の5倍の9,800円と手を出すのを躊躇する価格でした。
購入したのは二玄社から出版してた「清人篆書三種」(しんじんてんしょさんしゅ)です。 中国の清の時代の書家である鄧石如(とうせきじょ)、呉譲之(ごじょうし)、趙之謙(ちょうしけん)の3人の書が載ってる本です。
小林斗盦(こばやしとあん)が編者となってます。

特に呉譲之の篆書が気に入ったので、この人の書を真似ようと思って探してました。
ですが、この本は既に絶版になっててどこを探しても無かったのです。
ところが、先々週に古書を扱ってる熊本の古本屋さんに尋ねた所、ネットに2冊出てると教えて頂きネット(日本の古本屋)で注文しました。

そしたら、北海道の札幌の書店で古本として販売されてました!
新装版で罫線が引っ張ってあると表示されていたのですが、ボロくてもいいからと思い注文しました。
価格はオークションと違って、良心的な945円(送料別+340円)
そしたら、説明文のみの罫線で、すごく綺麗です。
それに付録の下敷きもマッサラな状態で付いてました。^^

やっぱり、宮崎県の片田舎に居るとネットを活用する事で、中央との情報格差や、学習の格差を埋めてくれます。 今、大阪の講習会に行けて実力を伸ばせてるのもネットで知り合った京都の印鑑屋さんからの紹介が切っ掛けでした。
ネットをしてなかったら見よう見真似でしか技術を習得できなかったと思うので、井の中の蛙に成りかねない所でした。

これが呉譲之の書です。
発注カードと、読者カードまで入ってました。^^

鄧石如の書

趙之謙の書

最後の方に3人の作品集までも載ってました。
勉強になります。
これからは篆書は呉譲之の作風で練習していけます。
日本の古本屋
http://www.kosho.or.jp/servlet/top
古本を探す時はココがお勧めです!!