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年号を表す十干十二支(1)

年号を表す十干十二支はカレンダーによっては記載されてます。
十干十二支は60通りあり、60年経つと元の年号になります。
60歳になると生まれた年号に戻る事から“還暦”と言われます。
なので、生まれた赤ちゃんの同じ年号に戻るので“赤いちゃんちゃんこ”を着せます。
今では着せる事は少なくなってますが…。^^;
先日、宮崎市から印鑑の御注文に来られたお客様に“十干十二支”の御質問を受けましたのでブログでもご紹介しようと思います。
十二支は“子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥”です。
それともう一つ年号を表す十干があります。
十干は、五行の木・火・土・金・水のそれぞれの陰(弟)と陽(兄)です。
五行とは自然の流れを表したものでもあります。
印鑑の下書き
木→火→土→金→水→木
木生火:木は燃えて火を生む。
火生土:木が燃えて灰になり、灰は土になる。
土生金:金(鉱物)は土の中にあり、金が掘り出される。
金生水:金は表面に水を生む。
水生木:水は木を育てる。
と、紀元前の中国で生まれた自然の流れを表した5つの元素(星)です。
その5行の陰と陽が下記です。
木の陽:甲(きのえ)、木の陰:乙(きのと)
火の陽:丙(ひのえ)、火の陰:丁(ひのと)
土の陽:戊(つちのえ)、土の陰:己(つちのと)
金の陽:庚(かのえ)、金の陰:辛(かのと)
水の陽:壬(みずのえ)、水の陰:癸(みずのと)
以上の10通りが“十干”になります。
十干十二支の説明は次回へ…