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篆刻の印稿


篆刻の印稿を書く時はハガキを墨で塗って朱筆で書くきます。

ハガキを黒く墨で塗って4枚ほど作りました。
雑に塗るとムラが酷くて汚くなってしまって2枚ほど没になりました。
3回 重ね塗りしました。
〔尊我徳性:わがとくせいをとうとぶ 人の持った徳義の性質を尊ぶ〕
今回、篆刻の印稿を書くのは初めてで一番書き易そうな漢印調で書きました。
(漢印調:漢の時代に使用されていた書体です。)
習字の時にずうずうしく印稿まで持って行って見て貰いました。^^;
指摘された部分が、○で囲った留めがキツ過ぎる事と『尊』の上の矢印の部分が他と、等間隔にしないといけない事でした。
ピンクの丸枠の部分がとがり過ぎで、絵の右側の様に終わらせるのがいいとの事です。
自分が参考にしてた作品は尖らせていたので尖らせたのですが、どうもそれは個性を出すための手法の様でした。^^;

修正したのが上の画像ですが、上下 髪の毛1本分ぐらいの修正です。
あと、他の部分もチョコチョコ修正しましたが、雅味(傷を入れたり、かげた分部)をどこにどう付ければいいか分からずここまでで終わらせました。
でも、こうやって見ると更に問題点が見えてきた…。修正しよ…。
雅味は角井先生よりお借りした作品集の本を見て来月の講習までに少しでも目を肥しておきます。
今はサッパリ分からない。う~ん、難しい…。^^;
25日までにコンテストの作品と、小篆で書いた印稿をもう一つ書いて提出しないと…。