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手作り篆刻台(1)


印鑑を彫る時に印材を固定する為の台です。
この他に棒台と言って棒の先端に印材を挟んで彫る方法もあります。
印鑑屋さんによって固定する台はまちまちです。
元々、篆刻台は回転する様なベアリングは付いてませんが、思い切って篆刻台の下の部分を切ってベアリングを付けました。
斜めの台は木材を切った貼ったして作業し易い様に斜めの物を作ってます。
今回、ベアリングが量販店の物を使ってたので、当初からガタがあって力を入れた方に少し傾いたりしてました。 そこで、機械用のベアリングを取り寄せて交換する事にしました。
まずは、作業に入ると印鑑が彫れなくなるので仕事を終わらせ、祭日に作業開始!

赤い部分がベアリングです。
これを取り除いて、右画像の新しいベアリングに変更!
問題なのは、新しいベアリングの形状が違うので土台の彫りこんだ部分を埋めて、新たに穴を開けなければいけない事と、篆刻台にも深さ5㎜の円状の穴を開けなければいけない事です。

埋めるだけの為に板を買うのも勿体無のでゴム印の台木を使用!w
5㎜の深さなので5.5㎜厚の板を寸法の合わせてカットして埋め込みます。 木工ボンドが乾いたとこで鉋(カンナ)で削ってサンドペーパーで磨きます。

後は、センターを出してベアリングを設置するとこを書き込んで、ドリルとノミを使ったせっせと穴を開けます。
土台は出来ましたが、上に乗せる篆刻台の穴あけ作業が難航…。
昨日は篆刻台のとこまででした。
今日は手を付けられず放置中です。^^;
今夜、完成させます。