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東京藝大生のサポート

先々週、東京藝術大学の学生さんからメールが届き、立体、平面デザインを学ばれていて、今回、大学の課題テーマが「隅田川」ということで、地名を入れた御朱印をデザインすることにされたそうです。
そこで、文字の指導をして欲しいとメールが届き、そこでサポートをする運びとなりました。 その数日後には下の様なデザインが送られてきて驚きです。

(※ブログ掲載に承諾を得ましたので書かせて頂いてます。)

東京芸大の学生がつくる御朱印

デザインは、芸大生なので流石だなって思うばかりですが、文字の部分が素人が1発目でここまで書けるとはって驚嘆させられます。

文字は右から「本所」と入れてます。

文字のバランスや、本の上部を詰めているとこなんか「おいおい1発目でこれやるか?!」って処理ですよ。 もし本の上部縦画を長くして空間を生じると、「所」に比べて本が1段下に下がっているように見えてしまいます。 そこを詰めて高さを合わせてくるとは…この辺りが藝大生の観察力と、感性でしょうか。
感性と、本気の度合いが感じ取れます。

東京芸大の学生がつくる御朱印

このデザインも凄い、斬新なとこあるが密刻のデザインをお願いしたくなるほどのデザイン力。
文字は、佃島と小篆で入れてますが、これは持っている辞書が問題でこの様な形になってしまってましたが、辞書をよく見てる事が伺えます。

本や辞書の内容によってはデザインに走り過ぎて初心者は見たらいけない書物あります。またいくらしっかりした辞書であっても誤字を含まれていたりしますので、似たような辞書でも最低3冊は持っておく必要があります。

両国、佃島

レポート提出が今月末だったので、間に合いそうにもないのでお手本を書くことにしました。
先週は仕事が詰まっていたので全く手が付けず、昨日、着手しました。
画像は左から、佃島(古印体)、佃島(小篆)、両国(小篆)で書いてます。

隅田町、本所

午後からは、左から本所(印篆の白文)、墨田町(小篆)
所の旁は、もっと重心を落とすべきだな…。後ほど修正して送ります。

今日は午前中に仕事をして、午後から残りの印稿を書き上げて、今夜にはPNGで保存して送ります。

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