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ゴム印を復元する

宮崎の手彫りゴム印

お客様から長年使って写りが悪くなったから、この大きさで作って欲しいとゴム印を持参されました。
見てみると父が彫ったゴム印でした。
完全にゴムが擦り減り、捺し型もまともに取れない状態です。

宮崎の手彫りゴム印

ゴム印の反対側には見出しを付けてます。
この見出しは彫った当時の印影そのままです。
長年使っているので消えているとこがありますが使えます!!

スキャナーで形を読み込む

まずはスキャナーで最大画素数の1200dpiでスキャン。
それをプリントアウトして原稿を作ります。

ゴム印の原稿をつくる

1200dpiでスキャンしたので拡大鏡でみるような大きさで印刷できます。
あとはカスレた部分を筆で塗りつぶしてしまえば原稿の出来がりですが…

手書きで修正をしてゴム印の原稿をつくる。

印稿を書くように墨と胡粉を使って筆で修正。
他人の文字でしたら修正は失礼になるの致しませんが、親子合作ということで自分なりに微調整しました。

これで原稿が出来上がりましたので、この原稿をスキャンしてBMPで保存してゴム印作製に入ります。

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