日々のこと

BLOG

枠なしの落款印を刻す

昨夜、刻したがキレのある線が出なかったので、もう一度、刻すことにしました。
転写後に字形を修正したので、刻すのは翌日として印刀を研いで帰宅。

今朝、再度、字形をチェックしてから印刀を当てました。

枠なしの印は、石の端まで勢いよく刀を引くので手を刺さないように安全を確認して一気に引く!がポイントです。
勢いあまって砕け散って失敗しても、また彫ればいいという気持ちで引く事が肝心です。

1時間程度で刻し上げて余分な部分を削り落とすため、一旦、家に帰りベルトサンダーで削り落としました。

また印面を削る石が溜まってたのでついてで印面を潰しましたが、大小合わせて90面ほど…。
ベルトサンダーが無かったら何十時間掛かってたことやら…
ベルトサンダーのお蔭で30分ほどで印面を擦り下ろしました。

最後は320番のサンドペーパーで角を落とした面を滑らかにして落款印は完成。

枠なしで圭太郎といれてます。
横45mm×縦24mmの印です。

短いので、印矩などを使って捺印すると使い辛いと思うのでゴム印の台木をカットして木工用ボンドで2枚の板を接着して台木を作ります。

最後は石と台木を強力な接着材で接着して完成です。

コメントを残す