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表札のリフォーム

先々週、表札のご相談がありました。
表札を拝見させて頂くと、30年以上は経っていると思われ、表札の板が日焼けで灰色になり、文字の部分の周囲は逆剥けのようにめくり上がってました。

傷んできたのどうにかならいでしょうか。無理な時は、新たに作って下さいとの事でした。

彫ってあるので復元は出来そうに思えますので、一旦、墨入れさせて下さい。
その状態でも新しい表札の方をご希望の際は、新しく作られるのは如何でしょうか。その際は、墨入れする御代は頂きません。と、お話しをさせてお請け致しました。

2週間ほどお預かりしておりました表札を昨日、着手しました。
まずは、めくり上がっている部分や表面が傷んでいるので400番のサンドペーパーで軽く削っていきます。

その際、文字はV字に刀を入れてあるので、削り過ぎると文字が細くなるので、適度なところで削るのを止め、800番のサンドペーパーに替えて削ります。

最後は、1,000番のサンドペーパーで軽く磨いて表札の表面を整えました。

次に防腐処理として柿渋を塗ります。
1度目は、無着色の柿渋を塗りましたが、板の色が灰色なので乾いたのを見計らって2度目、3度目は着色された柿渋を塗り着色しました。

今朝、完全に乾いたとこで文字部分に墨入れを行い完成しました。

表札の修繕
5文字まで 税別 8,000円

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