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安易な考えが、大きなリスクを背負う

お客様のご要望に沿えないことがあります。
特にご持参された印鑑と同じ形の印鑑をつくることは、トラブルや犯罪の発生につなが繋がりかねないのでお断りさせて頂いております。

法律で印影から同じ物を作ってはいけないとありますが、お客様のニーズに合わせるという変な解釈にして作る業者もいるようです。

なので、他の店では作ってくれたのに何で作らないんだと言われることもあります。

ご相談パターンは…

「無くすといけないから、これと同じ物を作ってくれ」

印鑑は、自分の意思を相手に示すものであり、自分の発言より重たくなる物なので、しっかり管理しなくてはなりません。
複数所持すると管理が雑になります。

「他の人も使うから同じ物を作って欲しい」

他人に預ければ権限の譲渡となります。
預かった人が悪用すれば、全て責任は持ち主に掛かってきます。

実印ではないから大事にはならないだろうと思っているのが大きな間違い。
保証人の書類や、借用書に捺されたらどんだけの損害を被るのか考えてほしい。

どうしても同じ物が欲しい時は、パソコンの文字で作る三文判の印鑑でしたら販売しておりますので、そちらでしたら対応できます。
ただ、その安易な行為がどれだけ大きなリスクを背負うのか考えて欲しい。

契約に使う印鑑は、“認印”です。

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