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判子を渡す危険性

人に印鑑を預ける危険性

入社する際に“認印”を会社に預けて下さいと、要求する企業があります。 給料を出したという承認など会計の方で捺印する為ですが、預けることで権限を譲渡したことにります。

常識の範囲内で承認を委ねてることになり、会社の借入金の書類など大きな契約に押されることでの責任は免れると思いますが、これが印鑑を兄弟、親戚、知人など他人に預けるとなると勝手に押されることで責任を免れることが出来ないことも起こることもあります。

渡した相手が、あなたから預かった印鑑で借用書に捺印して借金を背負わされることになったら、「私は捺してません」、「貸したあの人が捺したので知りません」は通用ない場合もありますので、安易に相手を信用して貸す行為は避けて下さい。

身内でも絶対に預けてはならない

印鑑を相手に渡すという行為は、たとえ親・兄弟や親しい親族間であっても絶対にやってはいけない行為です。

預けた相手が悪用する気がなくても、盗まれたり、トラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。 でも、親・兄弟に言われたから… 渡さざる負えない。と、言いますが、最悪な状況になっても仕方ないと承諾しているようなものです。上手に断ることも必要です。

自分の印鑑を使えるのは自分だけと割り切る

会社に印鑑を預けたことによって、思いもよらない書類に捺印されて責任を負う羽目になった場合どうなるのか?その点を弁護士に聞きたいとこです。
時と場合によって責任の問われ方がことなると思います。

従業員の立場で預けることを拒否することは簡単ではないでしょう。
本人が印鑑を押さない事務作業だけの捺印こそ廃止することが望ましいと思います。
繰り返しになりますが… 認印であろうと、法律上は実印と同じですので、絶対に身内であっても渡さない事が鉄則です。
あと、何も書いてない紙に捺印する事は自殺行為なのでやってはいけません。
捺印したあと、もし余白部分にあらゆる内容を書かれてしまうと正式な契約書類として扱われてしまう可能性があります。
印鑑は簡単に預けたり、むやみに押さないように注意しましょう。

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