宮崎県美術展 de 準特選
午前中、近所の判子屋の森田さんから「準特選やったね。おめでとう!」と、お祝いのお電話を頂きました。
一瞬、またまた~と、思いましたが、鹿児島の某判子屋さんと違って冗談は言わないので準特選に選ばれたことを知りました。
ですが、その瞬間…頭に過った言葉は「やべッ…」
もうやっちまった感いっぱいですよ。
森田さんとの会話は…
森田さん:朱白の2顆(2点)で出した?
私:いいえ、1顆です。
森田さん:はぁ?!1顆? じゃ、大きい印に6文字か、8文字入れて?
私:いいえ、2文字です(汗)
森田さん:はぁ~?!1顆で2文字? 毎回、相馬君には驚かせられるわ~
私:あの作品は失敗作なんです…(汗)
森田さん:…( ̄д ̄)
私:カクカクシカジカで…、落款印も綺麗に捺せてなくて…私もショックで…orz とは、言え出さないといけないので出したんですよ…
昨年の暮れに印稿を書き上げ角井先生から絶賛され、大阪の講習会では、あとは刀法しだいやな!(彫り方で佳作かどうかが決まる)と言われてました。
自分でもこれはいい作になるぞ!と、強気でした。
それなに…刻して捺印してみると…絶句…
補刀を入れても印稿の輝きが・・・ない…orz
捺印でも苦戦し、作品候補の有力候補は裏打ちがイマイチに終わり没。そこで予備の物を額に納めて搬入しました。
また、搬入は土曜日の午後に搬入したので私が最後かと思います。
その私の番号が「3005」。篆刻は5点しか出品されてない状態です。
これを見たら入選2点。そうなると俺のは確実に落ちると悟った瞬間でした。
それが準特選となるとは…
準特選と言うのは嬉しい事ですが、複雑な気持ちです。
昨年は落選してます。落選した作品の方がなんぼかいい作なのに…
1月のブログを読み返してみると作品の事どころか、搬入のことも触れてませんね…(苦笑)