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木製の看板が完成

刻字でつくった木製の看板にニスを塗る

昨日、霧吹きで表面の半紙を湿らせて剥がす作業となりました。
半紙を剥がすと綺麗に文字が浮き上がってきます。すごくいい感じだ。

当初は文字のみを着色し、木の色を楽しめるように周りは無着の予定でしたが、屋外に設置するのでニスでコーティングしないと腐食して数年で駄目になるので、艶消しのニスを塗りました。

夕方、設置個所を再確認したとこ門に貼り付けるので軒もないとなると更に環境は厳しいので夜になって再度、ニスを塗りました。

刻字で看板をつくる

ニスを塗って1時間ほど乾かしたのちに彫った文字の中に白を入れていきます。
この作業が結構たいへん…(汗)

マスキングした状態ならはみ出る事も気にせず色を流し込むだけで済みますが、マスキングが無い状態での着所なので文字以外の部分にはみ出ないか慎重に小筆で塗っていきます。

刻字で木製の看板をつくり公園で撮影

今朝、乾いた物を見てから、塗りが甘いところをチェックして白を入れて完成。

製作日数は掛かりますが、刻字での看板、表札のご注文もお請けしております。
材料は、桂で作らせて頂ければ幸いです。

初の刻字となりましたが、いい感じに出来上がりました。
刻字も彫刻より、文字を書き入れた時点で出来栄えが決まると言われます。

判子もいくら綺麗に彫っても大元の書、印稿が悪かったらいい出来にならない。すべては彫ることより、書が基本ですね。

書を更に極めなければ!

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