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居酒屋さんの扉に掲げる栗の板(其の二)

先日、石川県の鶴見印舗の鶴見先生に電話で30分ほどご指導いただき、文字の部分がV字の溝になるように刻す薬研彫りの予定でいました。

材料となる栗の板に柿渋を塗って防腐処理を施し文字を書いた紙を水のりで貼り合わせて刻します。
貼る前に眺めていると本より宮が若干下がっているように見えたので紙を切って宮を数ミリ上にして貼りました。

今回も貼った後に胡粉と、墨で補筆を加えて修正してます。

「本」のアウトラインを鑿で刻んだ後に…

薬研彫りの予定だったのでアウトラインではなく、文字の線の際から線の中央に向けて斜めに鑿を叩きこまないといけなかった…(汗)

やっちまった感が…

気を取り直して、坦々とV字の溝になるように刻していきました。

鑿の使い方、刻し方など指導をもらう為に刻してるとこを動画に納めてたつもりだのですが、マイクロSDカードをパソコンに差し込むとファイルに動画が1つもない…orz

しっかり動画ボタンを押してなかったようです…
2時間半も掛けて刻したのに動画が…

今日は、胡粉を塗り込んで完成させます。
まずは、Facebookで遊佐先生から「胡粉に青を少し加えると、更に白が引き立つ」と、ご助言を頂いたので青色の絵具を買ってくるとします。

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