日々のこと

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お客様によい物を提供したい。

昨夜は、異業種の飲み会があった。そこで拘りがぶっ飛んでると言われたが、自分ではそう思わない。お客様にガッカリさせたくないという気持ちは持っている。

とりあえず仕事を納めたっていうのが見えてガッカリした事があるから、私はそう思わせたくないという気持ちだけだ。

タクシーに乗った時にも思う。
長年ドライバーを務めているとプロと評されるが、疑問に思うことが時々ある。

仕上げの途中。線の凸凹を削りながら、優雅な曲線をつくり上げる。

特に信号などでの停止の動作で顕著にでる。
ブレーキを踏みっぱなしで止ると車が止まった瞬間、前方に掛かってたGが一気に0になる事と、ブレーキを掛ける事で車の前方が沈み込み、それが一気に元の位置に戻ろうとする反発によって体が後ろに押されるようになる。

本来なら停止寸前でブレーキを少し緩めてやることでこれらが解消され体への負荷が軽減される。

カーブを曲がる時、ハンドルを切るタイミングも曲がる少し手前からゆっくり切り始めれば旋回半径が大きくなり、道の曲線よりも緩やかな曲線を描くことで横Gが減る。
カーブの半分ぐらいに差しあたる辺りからアクセルを徐々に入れていくと体に掛かるGが後方にいくので不快感が減る。またアクセルを入れている事で車は安定する。

たった2点だけだが「しない」「知らない」ドライバーが居る。
たぶん人を運ぶというだけで技量が止っていると思う。

だから、言いたい!
鍼灸院さん!あなたのクラウンを運転させて下さい!
横に乗って感覚を覚えると乗り心地が格段に変わります!
(※身内ネタですみません…)

仕上げとは、仕上げ刀で線の傾きや、滑らかさ、太細を整えること。

そういう出来事を反面教師として仕事をこなすだけでなく、より良い物をつくりたいと思っている。

思うんだが、仕事だけでは技量の維持は出来るが、私のような凡人はなかなか技術の向上は微々たるものだ。

平仮名のお名前は草書を提案

先日もお客様が持参された印鑑を見たが、機械で彫りっ放しで仕上げが一切されてない印鑑だった。

現在は、仕上げがされてない印鑑が普通になってきている。
印鑑屋さんも本物を印鑑を知らないから、機械で出来上がった物が印鑑と思っているのが現状。

だから私の様なレベルでも凄いと思われる。
これは悲しい事でもあるように思えてならない。

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