展覧会の結果が届いた
9月上旬に出品した印鑑の展覧会(大印展)の結果が届きました。
角印小篆の部…褒状
書道条幅の部…褒状
書道半紙の部…金賞
書道版下の部…銀賞
刻字の部…銅賞
篆刻の部…無鑑査での出品
と、いう結果でした。
褒状ってのは、落選に等しいと思っています。
半紙の部で金賞ですが…
角井先生に手本を書いて貰って、それを観ながら練習したので賞に絡めて当然。
決して実力ではありません。
逆に条幅においては全く絡まず角井先生に申し訳ないと思うばかりです。
刻字においては…
評価が低くなった最大の敗因は本を鵜呑みにしてニスを塗ってしまった事ではないかと…
鶴見先生に質問した際にニスを塗ると侘び寂びがなくなってしまうから塗っちゃダメだよ~と、指摘されました。
版下では…
版下:ゴム印を作る前に筆で書いたもの
当店が作っている手書きの熨斗用ゴム印は、版下を書いた後に露光機やプレス機を使ったゴムを作ってます。手書きのゴム印の大元です。
通常、平仮名やカタカナは漢字と比べると大きく見えるので若干小さめに書きますが、屋号がカタカナだったので屋号が目立たないといけないだろうと思って漢字と同じサイズで書いたのが失敗だったと思います。
今回の結果で一番ガッカリした結果は…
刻字の銅賞。
初出展⇒金賞受賞⇒無鑑査入りとはいかなかった…
最大の原因はニスを塗ったことより、今年の1月、大阪の講習会を終えて夜行バスに乗り上野で開催されていた刻字の展覧会に行ったが休館日で近くで開催されていたフェルメール展に行ったことだな(笑)
来年こそは必ず観にいく。
11月3日(日)の大印展の会場で審査された先生方に自分の作の悪い点を指摘して頂き、それをフィードバックして次の作に活かしたいと思います。