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助の文字

助(会意)
且(しょ)と力(りょく)との組み合わせた形。
且は、草を刈る鉏(すき)の形。力は、土を掘り起こして砕く耒(すき)の形。この2文字を組み合わせて耕作を助けるの意味となる。のち農耕のことに限らず、すべて協力して人を「たすける」の意味に用いるようになる。(白川静 常用字解より)

甲骨や、金文の字の形を見ていくと小篆より何となく分かる。
助などは分かり易いですが、現在、使われている文字は省略されたり、意味、ニュアンスなどが変わっている事と、倫理、道徳、価値観が全く異なるので文字によっては理解しがたい物があります。固定観念を取り除き、文字を紐といていく事が必要です。

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