日々のこと

BLOG

篆刻教室

今朝は竹切りを終えて下りてきたとモーニングコールが入り、朝一の仕事は御旅所つくりだった。今日、明日は高鍋町で一番賑わう火産霊神社夏祭りです。賑わうと言っても、年々屋台も減り寂しくなっていっているような…。それはさて置き、今朝は国(國)を描いてみました。

宮崎の篆刻教室。初心者からでも始められるカルチャースクール。

(会意)
もともとの字は國。囗(イ)と、或(ワク)とを組み合わせた形。
或は、都市を取り囲んでいる城壁の形である囗の周辺を矛で守る形。
或がのちに「或(ある)いは…」のように用いられるようになったので混同を避ける為に或に改めて囗を加えて國とし、武装した国の都をいう。のちに「くに」の意味に用いる。

唐の時代、則天武后(そくてんぶこう・7世紀の女帝)は國が限定するという意味を持つ或を要素としていることを不満に思い、或の代わりにあらゆる方向という意味で八方をいれて圀(コク)の字を作らせた。
この字は、徳川光圀(黄門様)の名前に残されている。

国の字形は、國の草書体から生まれた略字であるが、近年になって常用漢字として使われるようになった。(白川静 常用字解より)

宮崎の篆刻教室。初心者からでも始められるカルチャースクール。

昨日の午後は、当店で行う月1度の篆刻教室でした。
3cm×4.5cmの印材の両面に画数の少ない文字を選び転写して来月までの課題としました。

今回の課題の狙いは、綺麗な線を印刀で引けるかに絞ってます。
缶切りを開ける様に少しづつは刻さないように、失敗してもいいから一気に刀を引いて下さいと伝え、見本を見せましたが硬くて一気に引けなかった…orz

場所によっては引けるとこもあったので、余白の部分もしっかり引くようにと伝えました。

直線にみえる線も緩やかな曲線になっているので注意しながら印刀を引かないといけません。あと転折の部分を直角にならないように緩やかな曲線を描くのがポイントとなります。

私がやっている複写をさせてみましたが、難しそうで苦労されてたので教える事が増えてホッとしました。サラサラと書かれたら教える事がなくなっていきますからね…(汗)
私が書いているサイズの2倍の大きさから練習としました。

篆刻教室

講習10分~15分程度
講習費 2,000円
自宅で課題をやってきて頂き、当店では添削、指導を行い、次の課題を渡し取り組んで頂きます。ペースは個々に任せます。
道具の選び方、印刀の研ぎ方なども教えます。

書をやっていてる人、やっていない人でも篆刻となるとほぼ同じレベルでのスタートとなります。
教え方:有名な作品の模写、摸刻で基本を学び、先では創作ができるように指導します。

コメントを残す