相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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    2018年10月16日   宮日新聞に掲載

    宮日新聞に掲載されました

    昨日の宮崎日日新聞の歩廊の欄に日曜日にイオンモール宮崎で行ったイベントが記事として取り上げて頂いてました。

    日曜日のイベントの記事↓
    http://souma-inbanten.com/13936-2

    宮日新聞に掲載

    スタッフに昼食を取らせるので空いた席に着いたら取材を受けた感じでした。
    この後、人員不足で体験教室の席から離れる事が出来ず常に3人相手で対応してて、全体を見て指示を出すなんて事ができずでした…(汗)

    そんな中、北海道から来ているのに14時ごろに観光を途中で切り上げて手伝いに来てくれた印章のニシの西さんには有難かったです。

    今回、作った判子を年賀状に捺して楽しんで貰えるといいなと思います。

    10月28日にもイオンモール宮崎で体験教室を行います!!
    お時間が御座いましたらご来場ください!!

    2018年10月15日   イオンモール宮崎で大盛況となった印鑑の展示、体験イベント!

    マスコットの着ぐるみ

    土日で判子屋の全国大会が行われ、多くの方のご協力のもと無事終える事ができました。 日曜日は、シーガイア コンベンションセンターで大会が行われホテルに戻ったのが朝4時過ぎ。翌朝7時半起床でイオンモール宮崎に向かいました。

    実演を撮影

    この印章展は企画、パネル内容立案から人員配置など1人でやったので今までの印章展に比べたら展示数は極端に少なかった点が気がかりでした。

    印鑑彫刻

    また人員配置に置いては県外から来られる技術委員の先生方は毎回篆刻体験教室の講師としてご活躍くださっていましたが、私は技術委員の先生方の知識などを考慮したら体験教室ではなく、作品などの説明、解説者として立って貰う運びにしました。
    この事が篆刻のブースから要なしとされ省かれと問題になっていたようです(汗)

    手彫りゴム印

    印章展をオープンとなり来場者がなだれ込むように来場され、作品展示のブースも多くの方が作品を見られ、スタッフを配置することで予想どうり質問が投げかけられたそうです。
    そこで作品の説明が重要で知識を発揮できる場所かと人員配置が適材適所だったとお褒めの言葉を貰ったのは嬉しかったですね。

    宮崎市の印鑑

    説明パネルは、高鍋商工会議所の関谷さんに協力して頂き、横幅1mのA2ロールで印刷して頂きました。

    宮崎市の実印、銀行印、認印

    今回は、いつも当店ではお客様に説明する判子は彫ることより、手書きで文字をどうデザインするかが重要かという事を長文にならないように文字を削って作り上げました。

    はんこの説明パネル

    文章を作り上げ、客観的に見ると白と黒で殺風景…
    そんな時に埼玉の中原印房の中原さんからマスコットのデータを頂き、マスコットの印太朗を入れることで色合いが出て中々いい感じになりました。

    イオンモール宮崎

    今回、21名の全国の職人さんに依頼して印鑑の原稿となる「印稿」を「青島」の文字で書いて貰い、職人によって様々なデザインがあること来場者に楽しんで頂く事を企画しました。

    宮崎市のイオンモール宮崎

    篆書をはじめ、楷書、行書、草書、古印体、印相、オリジナル書体と様々なデザインが並びました。
    同じ書体であってもデザインは大きく変わります。
    これはパソコンの文字にだせない同じ物がないという第一前提の安全とともに、個性が生まれます。

    展示パネル

    印鑑は、彫ることよりも重要なのは、「手で独自の文字をどうデザインするか」なのです。

    私は常に書いている印相印をはじめ、隷書、古印体の3顆を展示しました。

    家族ではんこ体験教室

    はんこ教室でも新たな試みとして石ではなく、柔らかいセラミックボードをカットした物を印材として、今まで職人が文字を書いていたとこをお客様が文字を書いて、その文字を転写して仕上げていく方法でやってみました。

    お蔭様で来場者数は300人を超え、体験教室は280名ほどと大盛況となり終える事ができました。

    来場者ならびに、ご協力下さった多くの方に感謝申し上げます。

    2018年10月12日   本日は、作品の搬入日。

    作品を額に納める。

    今朝5時前に何とか宮日総合美術展に出品する作品の裏打ちを終えて額装しました。

    今回は、90mm角に上善若水と白文1顆。
    楽篆の課題で印稿を作っていたので水を横にした形に変更して作ってみました。

    75mmの印なら1時間か1時間半あれば刻し上げるので、印稿が出来上がっているだけに焦らず、後回しにして昨夜、刻し始めました。

    これが大誤算で75mm角なら1本の線を2、3回刀を引けば刻せるのに90mm角になると線の幅が1.5倍ほどあり刀を何度も引かないといけなく、またそれだけ刀を使うから刃の切れ味が落ちて2回ほど研ぎ直し。1時間半の予定が休憩も挟むので4時間ほど掛かってました…orz

    落款を隷書で書く

    更に難儀したのが落款…印の文字、今年の干支、10月、名前を書き、最後に落款印。
    この落款が苦手で初めは左端に大きく縦一列で書いてましたが、そんな事をしたら周りは達筆な人ばかり落款で比較されて落とされるのは目に見えている。同じ土俵にのるのは止めて印の下に細字で勝負。
    更に「美術展の出品の為に作った作品」と、落款を入れたかったが漢文がサッパリ分からんから却下。

    1時間ほど書いた末に作品が完成。

    いつもの必殺技で裏打ちを1分で済ませ額装。
    額装も作品をカットして入れるのでそこそこ時間が掛かる。
    明るくなる前に出品用紙も準備でき本日、搬入へと県立美術館に持っていけそうです。

    こういう日に意外と搬入だけでなく、うまくタイムスケジュールが埋まっていく。夕方まで宮崎市内を走り回ります。夜は県外から来られる判子屋さんとの懇親会でニシタチへ。
    明日は全国から多くの判子屋さんがコンベンションセンターに集結。

    自分の担当は日曜日のイオンモール宮崎で行うイベントです。
    子供から大人まで楽しめる「はんこ体験教室」と、作品展示ブースなどが有りますのでお時間がある方は是非!

    ブログランキング

    最後に…

    記事の最後にある↑の画像のボタンを押して頂いてて「人気ブログランキング」では130位ぐらいだったのが、30位内に入るまでに一気に上がりました。

    もうビックリです。
    押して頂きありがとう御座います。m(__)m

    今後も色々アップしていきますので、ポチッをどうぞ宜しくお願い申し上げますm(__)m

    2018年10月7日   はがき、短冊、半紙ようの落款印

    はがき、短冊、半紙ようのサイズの落款印

    前回からの続きですが、いや~、印材を2本磨いていて正解でした。
    4本目も石英に当たりました。力を入れたり文字が飛ぶ結果に…

    やっぱり書遊に行って印材を選定しないとダメかな…行けるとしたら11月4日(日)だが、12時には難波発の電車に乗らないといけないのでゆっくりできない…

    3日が大阪で開催される大印展で実印、認印の部で銅賞に入ってたので表彰式と、上位作を直に見て盗みます。 技術で商売している人は行くべきです。 そうでない判子屋さんも行って本物を知ることは大切だと思います。 パソコンの文字しか見てないと、それが本物と勘違いしますから。 最初は分からなくていいんです。 近くの人や受付の人に話すと説明してくれます。

    それは、置いておいて…ラスト1本となった6本目!

    はがき、短冊、半紙ようのサイズの落款印

    数か所、硬い部分が有りましたが八方から刀を当ててみる事で今回は大事に至らず刻す事ができました。

    2倍の価格でいいからいい印材が欲しい!切実な願いです。
    2倍じゃ安い?こんな苦労するなら3倍でも買う!w

    半切、半紙に使えるサイズの落款印
    白く刻んだのは側款。書でいう落款。いつ、誰が刻したかを入れる。戊戌(今年の戌年)、良月(10月)

    数ヶ月前から依頼されてた好古印会の新人さんの印も完成しました。
    印の大きさは5分角(約15mm角)
    使用に適切な紙の大きさは、全懐紙、半切1/2、半切1/3、半切1/4、色紙などに使えるサイズです。

    ただし!

    文字数に寄って落款の大きさが変わるので、落款の大きさに合わせた落款印になりますので、15mmでは合わない事もあります。

    さて、今日は午後から好古印会だ。
    「貞達和潤」が課題だが、半紙に篆書、行書、隷書で3点書いたが、毎度のことながら印稿はやってない!(笑)
    楽篆に出品したからそちらの作を持っていくことします。毎回、同じだな…(汗)
    それより、宮日総合美術展の作品に…着手してない…こっちがヤバい…(汗)

    2018年10月6日   トリプルの悲劇

    短冊、半紙に使う落款印

    約10mm角に「麻」と入れてます。
    字入れをするのは3度目です。 予定では台風が通過するまでには出来ているはずなんですが…

    1本目は…柔らか印材を使っていたので力加減を誤って印面を粉砕…orz

    2本目は…青田石の特有の亀裂があり枠の部分を大きくをボロッと剥げるように…落ちていく…orz

    1本目はともかく、2本目は印材を投げたくなります。

    そんなこんなで3本目。

    3回目となると字入れもアッと言う間に書き上げます。
    3度目は手に持たず、印床に挟んで慎重に刻していく事に!
    慎重と言って突っつくようにでなく刀勢が出るようにガリガリガリ…と刻していきますが、カツン!と刃が止るとこが…

    青田石は硬さが一定でなく固い分が混ざっている事があります。
    最悪なのは石英が混ざってることです。
    これに出くわすと大変です…

    固い部分が全て石英と言うわけでもなく、不純物なので砕くことも出来る部分も多い。
    一旦、刀を持ち上げ固い部分に刃の角を当てて粉砕してやる!って、力を入れたら…

    落款印が砕ける

    見事に粉砕してしまう…唖然…(;゚Д゚)

    3本目までもが…

    こんな事は初めてです。
    こんな小さい石で固い部分で苦労することすら初めて…orz
    いつもなら30分ほどでサクサクと刻して、はい出来上がり!ってなるのに…

    終わった事は仕方がない!
    再度、刻すまで!

    と、いう事で再度印材づくり。
    これが一番面倒な作業なんですよ

    まずは、印材を360番のサンドペーパーで全面を削ります。
    白い粉が出ますが、これを吸いこんだら体に悪いと思いながらもひたすら削る…

    サンドペーパーで印材を綺麗に磨ぐ

    印材の蝋がとれて凹凸が無くなったら、800番のサンドペーパーに替えて磨きます。
    角が直角になっているので角を丸く加工。

    表面が綺麗になってきたら、最後は1000番のサンドペーパーで磨き上げて細かい擦り傷をなくしていきます。

    ワックスを掛けて光沢を出す。

    最後の仕上げにワックスを塗って輝きを出します。
    これで要約、印材の準備が完了。今回は4本目に加え5本目も磨き上げました。
    この作業が結構たいへんなんです。研磨するバフがあるのでバフが上手く使えるように練習してみるかな。
    次も割れたら、すぐ5本目に着手できるように2本準備しました!

    磨いた物と、磨かない物の違い

    上の画像は、左が購入してそのままの青田石、右が磨き上げた青田石。
    表面の蝋は凸凹で、蝋を取り除いても印材に凹凸があるので磨き上げます。これが結構たいへんな作業なんです。細かい粉が出るので体にも良くないと思います。

    篆刻で使う石は中国でしか採れず、中国で加工されるので処理の仕方がお粗末すぎて困ります。また最近の石は不純物が多く混ざった物しかなく悩みの種です。

    宮崎県宮崎市の落款印、篆刻

    出来上がった青田石を印床にクランプして再度、字入れとなりました。
    本日、刻し上げて発送したいと思います。

    2018年10月1日   台風24号が過ぎ去り

    皆様は台風の被害はなかったでしょうか。

    ここ数年、台風が反れてばかりでしたが、今回の台風24号は激しかった…
    前夜から店に居て仕事をしてましたが、日曜日の9時頃から強風が吹き荒れ、何度か停電になり作り掛けたデータが飛んでしまう始末…orz
    それでも停電は短時間のものでした。

    30日消印有効の作品を土曜日に5時間掛けて印稿を練った物を午後から印面に転写して更に15分ほど修正を加え、40分ほど刻し上げました。

    印文:黙而識之(もくしてこれをしる)
    意味:黙々として学び得たことを深く心に記す。

    通常だと

    識黙
    之而

    となり、上が画数が多く、下が画数が少ない文字になります。
    この配置を避ける為に回文と言って、反時計まわりに文字を配置する方法で

    而黙
    識之

    としました。
    この回文は効果がないと使ってはいけません。今回、回文を使うことで疎密の関係が対角線上で出来るので使いました。


    途中、停電で手を止める事になりましたが、出品票に捺印した印紙をはり準備を終えて後は台風が過ぎ去るのを待つのみの状態に。

    午後4時過ぎには落ち着き、自宅に戻ると2時頃から停電だったそうでビックリ。
    店の通りから一本南に入ったとこから南側は広域にわたって停電で、今朝も電力が復旧していません。

    また庭に植えている2mほどオリーブの木が根こそぎ倒れてたので杭を買って、大きなハンマーは四角目電気水道設備のミッチーから調達。
    これから杭を打ち込んでロープを張ってで固定します。

    アウトドアの大型の蓄電池と、加圧式ポンプのシャワーを買うか検討中…。
    何せ来週は台風25号がくるとか…
    皆様、お気を付け下さいませ。

    本日は、営業しておりますが店主不在となります。
    印章供養祭で宮崎八幡宮へ行きますので、午後3時頃に戻る予定となっております。

    2018年9月4日   落款がデカいだろが!

    書の作品に捺す落款印

    午前中の水鉄砲大会を終えて、午後から佐土原で月一の篆刻の講習会へ移動。
    今は10月締切りの宮日総合美術展の追い込みとなってます。

    だが自分はその前に…
    5月から同じ門下の新人さんから頼まれてた落款印が中々進まないので刻し上げることにしました。

    半切に捺す落款印

    字入れはほぼ終わらせていて若干補筆を加え、あとはサクサクと刻していくだけ。
    字入れが終われば後は書き入れた文字にそって印刀を入れていけばいいだけの単純作業です。字入れに比べれば楽な物です。

    姓名の落款印は白文で作ります。

    姓名印なので白文で刻してます。
    大きさは2cm角。半切などに使えます。

    刻し終えたら、捺印(左側)。
    印影を見て補刀を入れ修正を加えました(右側)。
    一発では終えるといいのですが、補刀が必要でした。

    落款印の完成

    また友達の印も作って欲しいと、友人が半切に書いた作を持ってきていたので落款の大きさからみると3cm角が適切かなって言ってたら、近くに居た御姉様から「半切2行の作にしたら落款の字が大き過ぎるわ!」と、指摘が入りました。

    落款( 落成款識  ラクセイカンシキ)
    書画でいつ、誰が書いたか、動機などを書いた部分(作品の最後に入れる)

    落款印
    姓名は白文(文字が白、周りが朱)
    名、雅号の場合は朱文(文字が朱)
    落款印が無いと作品とみなされない。

    作品に書かれた落款をみせて貰い、書かれてある落款より少し小さめの印を作ると言ったら、「あなたは書かなくても(作り手なのだから)全ての書に対して知っておかないとダメっ!」、「お客様に言われるがまま作ったらダメでしょ!」と、間髪入れず突っ込みが…(汗)

    書かれた物から大きさを割り出すと、今回の様にお客さんが間違った大きさで書いてあった場合に指摘が出来ない。 書かなくてもいい作品を見て大きさなどを勉強するように、あげた本を読んだ?と、指導が入りました(汗)

    確かに半切、条幅にしても1行で数文字の場合、2行の場合、3行の場合、4行の場合…と文字数によって落款の大きさは違ってきます。
    作風に対しての落款の適切な大きさが分かるように作品を見ていこうと思います。

    夜になって…

    出来上がった印を渡した門下生からLINEで画像が届きました。
    その画像は半紙の作品にドンっと2cmの落款印が!(;・∀・)

    半紙用に15mmか、12mmで作ってやらんといかんな…

    最後に…
    書をされている方へ…

    墨友などに毎月出品する作について落款印不要ですが、作品として提出するのだから捺すべきと思います。
    捺すことでどの位置に捺すのが適切で、どう捺せば綺麗に捺せるのかを学びます。

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