相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

  • RSSフィード

  • 最近の投稿

  • タグ

  • カテゴリー

  • 過去の投稿

  • カテゴリー: 篆刻

    2017年10月5日   来年の干支を彫りませんか?

    今週末、宮交シティで技能まつりが行われるみたいです。
    この技能まつりにはビックリさせられことが多い行事で、以前はポスターが出来ました!と、開催日の数日前に…。 ポスターって、遅くとも1ヶ月前だろ…直前じゃ、告知の効果は低いだろ…とか、小学生を対象にしているのに学校にチラシを配布することはないとか…。 やるならもっと費用対効果を考えて計画しないのかなって思う事ばかり…。 去年までは多額の補助金があったので広告代理店などを使ったりしてCMや、HPを開設したりしてたが、来る人はそこまで多くない…。 HPを立ち上げることは大事だが、費用対効果が少ないのに多額の予算を投資するのは如何なものかと思う。

    今回の開催日を知ったのが1ヶ月を切った頃に入ったFAX…。たまたま第2週が空いてたからいいけど…。上は何をやってんだか…。
    国から多額の補助を受けて行っている事業ですが、やっつけ仕事になってて酷いもんですわ…。

    戊戌の落款印

    10月1日の印章供養祭の時に話し合いもなく終わりそうだったので、どうなってんだと突っ込むとようやく話しが始まり、そこで今回は事前に刻す題材を決めて刻してもらう方向へ誘導しました。

    毎回、技能まつりなのに文字を書ける人が3名しかいいない…
    1級技能士を持ちながら実際に書けるのが3名しかいないって…おかしいだろ!って突っ込んでます(苦笑)

    今回もお客さんのニーズに合わせて好きな文字を字入れしないと!って意見が出ましたが、前回は200個ほどを3名で書いてましたので「誰が書くの?」って話しに…。
    字を書かない方は言いたい放題です。

    その中、一人の方が「俺はもう書かんからな」って、言われたので「私が印稿を書きますので転写して準備しましょう!」って事で、今年は年賀状に捺す2018年の干支を事前に印面に転写しておくという事に決定!ってことで納まりました。

    こんな団体が、来年は業界の全国大会を宮崎で開くって…とんでもない事になりそうな予感がいっぱいなんですが…危機感を持っているのは俺だけかも…。 そんな中で危機感をだしているので変わった人扱いされてるかも…orz

    2018年の干支。戊戌。年賀状に捺す

    昨日、印稿を書きました。
    今回も作り易い白文で文字を構成する事に!

    2018年の干支は戌(いぬ)。本来の干支は、十干と、十二支を組み合わせた戊戌。 「つちのえいぬ」もしくは、「ぼじゅつ」と読みます。

    白文の印稿なので鉛筆書きした物の余白の部分を墨で塗っていきます。
    いつもこの段階の白文は見れてもんじゃなく、稚拙な図案となってます。(汗)

    2018年の干支。いぬ年!年賀状におす印

    余白を墨で塗り終えてから白い胡粉で文字の部分を塗って線の太さ、線と線の間隔の調整、傾き具合など修正して書き上げて行きます。

    今回の大前提は、素人さんが刻すですので雅味も入れず、文字交差する部分だけを墨だまりを入れる程度にしておきました。

    最後に画像の物は周辺の朱になる部分(墨が塗られているとこ)が少ないので、朱の部分を増やして上げて完成。
    スキャンしてPDFで保存して転写担当にメールしました。

    技能まつり
    日時:10月7日(土) 10:00~16:00頃まで
    場所:宮交シティ(イベントホール)
    ※今回の印材は60個しかないので早めに終わる可能性も御座います。

    2017年10月1日   開発を刻す

    楽篆の課題、開発を金文で刻す

    東京芸術大学の学生さんの作品提出の締切り前には全てのサポートを終えてホッとひと段落。

    と、思ったが、ひと段落ではなかった…(汗)

    机の片隅にコロンと置かれている15mm角に「開発」と字入れされたままの石材が… う~ん、これは字入れした後に一旦寝かせていた石材ですね…(汗)

    今回は印材に文字を書き入れたのが10月上旬、月末の締切りまで時間があるので、寝かせて吟味しようというので刻する事を止めていた作でした。 あ~明日には刻さないと…と、思ってその日は見なかった事にして、そっと元に戻しておきました。

    で、翌日、最近、引き出しから引っ張り出したソニーのアクションカムで撮影してみました。

    字入れの後半 ~ 刻す ~ 捺印まで撮影してます。
    印材に文字を書き入れる字入れは墨と、修正する朱墨で書いたり消したりして書き上げていきます。

    刻し方は教わっていない…

    ので、試行錯誤の末、行き着いた刻し方です。 なるべくスパッとした切れ味が出る直線を出す様に思い切って引いて刻すように心掛けてます。

    細かいとこを刻す時は…

    鉛筆を持つようにして持ち、左親指でいき過ぎないよう止める感じで構えます。 勢い余って親指に刀を当てても簡単には刺さりません。 ま、刺さったとしても大した傷にならないと思います。 何度も刺されば皮が硬くなるので心配無用かと。

    楽篆の課題、開発を金文で刻す

    今回も捺印後に刀の入れ方をここは一旦、止めて、再度この辺りから入れてみるとといいかな?とか、もっと大胆に刀を突き立てるべきかなとか考えるので試行錯誤は尽きません。

    今回の作はどう評価されるか楽しみです。

    2017年9月18日   作品を額に納める

    裏打ちをした作品

    裏打ちの後は… 】(前回のつづき)

    作品を厚紙に貼り合せ。

    作品を額に合うサイズにカット

    カット

    作品を裏打ちしたら額に納まる適切なサイズにカット。

    木枠の額に作品を収める

    近所の竹屋さんでオーダーした新品の額に納めてみた。
    枠はアルミが多いけど、木製の方が好きなので濃ゆい茶の枠で、作品の下にひいてるマットは漆黒を選択して注文してました。

    忠信賢良:誠実で優れて賢い人

    飾る

    チョッと飾る感じで置いてみました。

    出品

    この後、台風が接近で搬入が土曜日までと短くなったので、出品票を持って宮崎県立美術館へ向かい無事搬入し終えました。
    20日に審査となり、翌日21日には宮崎日日新聞に結果が掲載されます。 篆刻の場合は書の先生方が審査をするので伸るか反るかは時の運(笑) 載らなかったら載らなかった(笑) その時は来年の読売書道展に出品。 読売書道展は格が上ですが、篆刻家が審査になるので、ここで落ちたらスッキリします。

    2017年9月17日   作品にあった落款印を

    作品に捺す落款印を刻す

    字入れ

    作品に捺す適切なサイズの印が無かったので作りました。
    作品は文字の部分だけではありません。書の方も落款に合わせて落款印を選択される事をお勧め致します。 印泥の状態も最適な状態がどの状態なのかも作品づくりとしては大切です。

    文字は宗典と入れてます。雅号なしで実名でしております。
    書体は金文。中国の殷、周の頃に使われてた文字で、青銅器(銅鏡、銅の剣などなど)に刻まれた文字です。

    刻す

    大半は手で持ってサクサク刻していきますが、細かい部分は印床(篆刻台)に挟んで刻します。
    細かいからと言って慎重にではなく、思い切って突き刺すように刀を入れます。そうする事で刀の勢いや、味が出てきます。

    10mmの落款印

    撃 辺

    最後に枠に撃辺(枠を欠かせる)をいれます。
    実用印は枠は絶対欠かせる事なく綺麗に処理しますが、篆刻は芸術性を求めるので枠を欠かせて味を出します。また撃辺を入れると言っても適当に叩いて欠かせるのではなく文字の位置によってどこを欠かせるかを計算した上で刀を入れてます。

    作品に落款印を捺す

    捺 印

    筆で書いた落款の最後に落款印を入れます。
    紙を爪の甲で平らにして、落款印を適切な位置で印矩と言われる物を当てて位置を確定。

    その後、印に印泥を付けて、印矩に沿わせて捺印。
    これが決まれば完成となります。

    裏打ちをした作品

    裏打ち

    作品は完成となりますが、額に納めるのには作品をピンっと張った状態にしないといけません。その為、厚紙に作品を貼り合せます。これを裏打ちと言います。

    本来の裏打ちは…

    適度な硬さの水のりを作り、作品に霧吹きで水を吹きかけ、水のりを台紙となる厚紙に塗った後に作品を貼り合せます。
    貼り合せたら、空気を抜くようにハケで中央から外に向けて空気を押し出します。 空気が抜けたら、ガラスや板にはり剥がれない様に上下左右だけのり付けして乾燥させます。 乾燥して剥がれてなければ完成です。
    剥がれた場合は、水のりの濃度が薄い可能性があります。

    最近は、3Mの77というスプレーのりを使って貼り合せてます。これなら瞬時に乾燥し接着できるのと、水を使わないので印泥や墨が滲む心配もありません。
    長期間の展示品としては、粘着力がどれだけ持つか分からないのでお勧めしません。但し、額の作品とアクリル板の隙間が無いタイプなら、アクリル板が作品を抑えてるので問題ないでしょう。

    2017年8月29日   作品を乾燥

    前回、宮崎県立美術展で入選した作品の紙は黄色っぽい色をしてたので見栄えが悪いという事で、いつもの夾宣紙(きょうせんし)を使う事にしました。
    この夾宣紙は分厚く、真っ白な紙です。もともと条幅用の紙で、半紙サイズにカットして貰ってます。

    これを使いたくないのは、印泥ののりがイマイチで捺印する際に作品を紙に押さえつけて、紙を付けたまま反転させてバレンを使って版画のように擦っていきます。それも体重を掛ける様にしてバレンで擦る作業を2回。 つまり1度捺したら、紙から印を離して再度、印泥を付けて同じ場所に押します。これが少しでもズレルと没になります。

    あと、もう1つ。

    落款を書き入れる

    紙が墨を吸収するので小筆で書こうとするとすぐカスレを起こします。 大筆で墨をたっぷり含ませて書くにはいい紙ですが、小筆には向いていません。 なので捺印した作の下に書き入れる落款にはほとほと苦労します。 左端一列に行草でサラサラと書くのがいいのですが、苦手なので隷書で書き込みます。

    最後の〆の落款印ですが、落款にあった大きさの印がなかったので作る事にしました。 現状で乾かして、裏打ちをした後に落款印を捺すことにしました。

    ちなみに昨日の朝7時には落款を書き上げ乾燥入り本日で2日目。 店内は室温30.8℃ 湿度32%ですので、2、3日すればカラッからに乾くと思いますが、夏場でも加湿器の必要性を感じます。

    2017年8月28日   作品の〆は落款

    日曜の午前中は作品の印を捺してました。
    捺す前に紙は細かい凹凸があるので、作品を捺す際は平らになめします。
    この指導がないので書の部門の作品の印は印がカスレていたり、また印泥の状態が悪い物を使っていて印の文字が潰れていたりと、本来なら落款で落とされるだろという物が見かけます。指導者は落款まで勉強して教えて頂きたいと常々思います。

    落款は、作品の本文の最後に何時、誰が、どの様な内容をみたいな事を書くのが落款です。その後に作者の名前が彫られた印を捺しますが、それを落款印と言います。 落款印では色々驚きますが、一番驚いたのは「○○高校書道部之印」って落款印が5作品ほどに捺されてあって、それは違うだろ~!(笑)
    落款印を持っていなくて間に合わせに捺したのでしょうが、書をする者が印を持たない事態が問題で指導者がいかに印を軽視しているかが受け取れ残念に思います。

    印を捺す

    骨董品に置いても落款印は大きな判断材料になります。 また著名な方が書いた書であっても、その方の落款印がないと値打ちは無くなるほど印は重要な物となります。

    また印を捺せば問題ないかと言うとそうでもなく…。

    捺されてる印が初心者の印であったりすると、文字は立派なのに印が貧相な物では不釣り合いかつ、落款印までが作品ですので評価が下がってもいいものですが、地方展では評価対象外になっているのも残念に思います…orz

    あ…話がズレて長くなってしまった。落款印は、そこまでにして…。
    午前中に4枚ほど捺した物と、別の紙に落款の手本を書いた物を午後から角井大拙師匠に見てもらい助言を頂きました。

    角井大拙先生による落款の指導

    こんな感じで落款の指導をして頂いてます。
    あ、学生の門下生はこの画像を見たらいけません(笑)

    平日の夜に行われている書道教室は、幼稚園生から高校生までいますが、指導を受ける際は列をつくって順番を待ち、添削指導をして貰う時は直立不動です。口答えなんて聞いたことがありませんが・・・好古印会では…(笑)

    角井大拙先生による落款の指導

    【学生の皆さんへ】
    おばちゃん達は腰痛とか起こるので立ったままが出来ないので腰掛けて見てます。 決して真似をしないように(笑)

    今回も落款のみの指導だけでなく、小学生への指導を仕方なども交えないがら、ご指導をして頂けるので多岐にわたり勉強になりました。

    来月の第一日曜日の代わりに本日の講習となりましたが、来週も出品直前とあって行うそうです。師匠も大変です。 私は、金曜日の午後から枚方経由で金沢出張なので欠席いたします。

    2017年8月27日   ジンクス

    印鑑 はんこ 宮崎市

    作日は、宮日総合美術展の作品を刻し終えて、本日、捺印して落款を入れ仕上げの落款印を捺印で締めくくります。

    本来は、通りやすい白文で勝負をするべきですが、印稿の段階で師匠の補筆もなく、作ってみたらと言われたので勝負に出ました。 ちなみに朱文1顆のみの作品で入選したことがありません。このジンクスを打ち破れるのか???

    忠信賢良を刻す

    印文:忠信賢良
    印面:2寸5分角(75mm角)

    この作が宮日総合美術展で落選したら、年明けの県立美術展に出品します。 それでも落ちたら読売展に! 読売展の審査は篆刻の先生方が審査員なので、ここで落ちたら駄作だったと諦めます(苦笑)

    印鑑 はんこ 宮崎県宮崎市

    捺印後、1週間ほど干して、それから裏打ちをして美術館へ搬入の予定です。
    額の下地を黒か紺に張り替えて貰わないといけない!!
    月曜日に竹屋さんに依頼にいきますかな。

    1 / 401210
  • カテゴリー

  • 過去の日記

  • 最近の投稿

  • 相馬印ばん店RSS

  • この頁の先頭へトップ頁へ