相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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    2019年10月3日   駄作となった出品作

    今朝の宮崎日日新聞の表に特選と奨励賞の名前が記載されてた。
    目を追っていくと角井門下の宮越さんが奨励賞で私は入賞とはならなかった…(汗)

    入選はしてました。
    力作だったんだがな~(笑)
    篆刻は角井門下ではないのは、森田印房の森田さんのみでした。

    話しは変わって…

    角印小篆の最終修正を終えた印影の1つだと思われる物がありました。
    駄作となった角印です。

    文字は、「新天皇 剣璽等 継承之儀」と3行に分けて入れてます。

    篆書は1つの文字で数種類の形があります。
    今回、文字の形を選ぶ段階でもミスがあったと思います。

    そして、その他諸々…。

    まだまだ精進が足りません。
    と、言うか進歩がない。(苦笑)

    上位作を観ろと言われるが、頭を抱える日々…

    観ても分からん物は分からん(笑)
    過去の展覧会の上位作を模写、摸刻をして感覚を捉えてみます。

    2019年10月1日   展覧会の結果が届いた

    9月上旬に出品した印鑑の展覧会(大印展)の結果が届きました。

    角印小篆の部…褒状

    書道条幅の部…褒状

    書道半紙の部…金賞

    書道版下の部…銀賞

    刻字の部…銅賞

    篆刻の部…無鑑査での出品

    と、いう結果でした。
    褒状ってのは、落選に等しいと思っています。

    半紙の部で金賞ですが…

    角井先生に手本を書いて貰って、それを観ながら練習したので賞に絡めて当然。
    決して実力ではありません。
    逆に条幅においては全く絡まず角井先生に申し訳ないと思うばかりです。

    刻字においては…

    評価が低くなった最大の敗因は本を鵜呑みにしてニスを塗ってしまった事ではないかと…
    鶴見先生に質問した際にニスを塗ると侘び寂びがなくなってしまうから塗っちゃダメだよ~と、指摘されました。

    版下では…

    版下:ゴム印を作る前に筆で書いたもの
    当店が作っている手書きの熨斗用ゴム印は、版下を書いた後に露光機やプレス機を使ったゴムを作ってます。手書きのゴム印の大元です。

    通常、平仮名やカタカナは漢字と比べると大きく見えるので若干小さめに書きますが、屋号がカタカナだったので屋号が目立たないといけないだろうと思って漢字と同じサイズで書いたのが失敗だったと思います。

    今回の結果で一番ガッカリした結果は…

    刻字の銅賞。
    初出展⇒金賞受賞⇒無鑑査入りとはいかなかった…

    最大の原因はニスを塗ったことより、今年の1月、大阪の講習会を終えて夜行バスに乗り上野で開催されていた刻字の展覧会に行ったが休館日で近くで開催されていたフェルメール展に行ったことだな(笑)

    来年こそは必ず観にいく。

    11月3日(日)の大印展の会場で審査された先生方に自分の作の悪い点を指摘して頂き、それをフィードバックして次の作に活かしたいと思います。

    2019年8月29日   刃物の切れ味を常に保つこと

    佐賀県での豪雨災害は酷いですね。
    場所によっては降水量が月間の2倍の量が一度に降ったとのことでゾッとします。まだ天候がすぐれないようなので被害が拡大しなければと思うばかりです。

    粗彫りを終えて、最後の仕上げする印刀。
    粗彫りをする印刀とは形が異なりメスの様な形になってます。

    この仕上げ刀のキレ味が重要になってくるので、硬い天然砥石を使って鋼の部分となる刃先が鏡面仕上げになるように研ぎ上げます。刃の裏も鏡面仕上げにします。

    私の研ぎ方は、表面を鏡面になるまで → 裏面を鏡面になるまで → 再度、表面を1往復させて研ぎ終えます。

    【注意!!】
    教えて貰った事ではないので、この研ぎ方がいいかどうかは分かりません。ナイフの研ぎ方を学んだ際に取り入れた自分なりの研ぎ方なので、講習生は試行錯誤して正解を見付けて下さい。 指の当て方、圧力の掛け方などでここまでしなくて切れ味がでる刃先が出来るかもしれません。

    たいてい1度に3本研ぎますが、使う場所をすべてずらして研ぎ、研ぎ終えると使い込んで目が潰れた1000番のダイヤモンド砥石を使って砥石の面を平らにし直します。

    凹むと言っても触った感じでも分からないような凹みです。
    見ても触っても分からないので、研いで面を整えておくことにしてます。

    これをそのままにして何度も研いでいるとミクロレベルと思いますが、刃先に粗さが出て切れ味が落ちます。

    逆に日本刀は最後の仕上げに砂山に突き刺し、刃を傷め引っ掛かりが出ないと切れ味が出ないとも聞きますので、用途によって仕上げ方が違うと思います。

    上の画像は、1,000番や3,000番などで使う柔らかいダイヤモンド砥石です。
    柔らかいのですぐ凹みます。凹んだ砥石で研ぐと刃先がおかしくなります。

    左端は真っ平らですが、中央、右端の砥石を面訂用の砥石で軽く研ぐと中央が凹んでいることが目視できます。

    凹んだ砥石で研げば、目視や指触りで分からないほどですが刃先に変形を及ぼし、切れ味が悪いまま使う羽目になります。

    本来の切れ味を知らないまま凹んだ砥石で研いでいると、そのキレが良い切れ味と勘違いしたままになります。

    切れ味に注意を払っているかどうかは、砥石を見れば一目瞭然です。
    刺身にする際も同じく特に切れ味が求められると思います。

    2019年8月8日   辞書に資料を追加

    台風が過ぎ去り台風一過とならず…。今日は陽射しがでるので窓を全開にできます。
    ここ半月ほど4時50分の目覚ましどころか5時台の目覚ましに全く気付かず1時間半も寝坊してだいたい6時40分過ぎの出勤…orz 5時半には店に出たいもんだが…(汗)
    無呼吸を起こしているのだろうか? シーバップ or 手術という言葉が頭を過る… う~ん、どっちも避けたい

    辞書に資料を追加

    机の周りを整理してたら講習会で貰っていた資料が出てきた。
    自分の辞書にない資料は切り取って貼り付けておきます。

    辞書に資料を追加

    木偏の古印体の様々な形の資料があると非常に有難いものです。
    辞書の余白や、金文、甲骨は別の辞書を使うので、この辞書内では不要としてその枠を潰して資料を貼り付けてます。

    辞書のカバーもボロボロになってきたので補修テープを購入して補強したいと思います。

    2019年8月7日   拡大して確認

    一昨日は3日間の通信量が10GBを越え久しぶりの速度制限。昨夜は9.88GBで回線を切ったので速度制限解除となりました。

    通常1日の使用量は3GB程度ですが、日曜日にYouTubeで音楽を流しっぱなしだったので6GB近く使っていたことが尾を引いてました。3日で20GBぐらいにならんかな。

    頂いていた資料から必要な部分を切り取って整理してました。

    資料の大きさでは細かい部分を確認しづらいのでスキャナーで画質1,200dpiにしてスキャン → 余分な物を削除して白黒2階調に変更 → ビットマップで保存して印刷すれば、粗さは免れないがここまで拡大してもまだ見れる粗さ。

    緩やかな線質や、線の転折などを細かくチェック。
    書くことより、見ること。
    書かないと上手くならないが、我武者羅に書いても上手くなりません。
    私は空回りが多い後者です(笑)

    2019年8月3日   除霊をしてたことで“道”の文字が生まれた

    店内のエバーフレッシュは春ごろになると新芽が生え枝葉が伸びるのだが、今年はすぐに成長が止まっていた。

    それが7月に中旬から目覚めたように再び成長が始まった。

    枝葉も増えたのでそろそろ剪定をしないといけない。
    インターネットでエバーフレッシュの画像を見てどこを落とすか考えたい。

    今朝は道を書いてみた。
    成立ちは、おどろおどろしい。

    道(会意)
    首と、辵(しんにょう)との組合せ。
    辵は歩く、行くの意味であり、昔は他民族の土地にはそこの民族の祖先の霊がおり、踏み込むと災いをもたらすと考えており、攻め入る時は、その土地に住んでいる民族の首を手に持ち邪霊を祓い清めて侵攻した。
    大きな針(余)を地面に突き刺し地下の霊を祓い清めた道を“途”という。
    (参考資料:常用字解)

    2019年8月1日   万葉集の1文「初春令月」

    ここ数日、最高気温は33~34℃ですが、湿度が70%を超えます。涼しいはずの日陰でも多湿のせいで汗が止りません。室内は、エアコンを付けているので湿度は30%まで下がり、逆に加湿器が必要なほどに…(苦笑)

    一昨日の夜は急ぎの仕事が入り、作品づくりが1日づれ昨夜、作業を再開しました。一昨日のブログで縦幅4.8cmと記載していたので、石間先生から作品の最大幅を越えていると御指摘を頂き、縦幅3.9cmに変更。

    石材は寿山石。点てんと硬い部分があったり、ズバッと一気に印刀を走らせられる部分があったりする石でした。

    この大きさでも印刀の刃はもたず、途中で研がないといけないほどでした。

    万葉集の1文「初春令月」

    1時間半ほど格闘して刻し上げた作です。
    この硬さは初心者にはチョッとキツイかなと思いますが、最近は刻しやすい石がないのでこの程度の石で慣れておいた方がいいような気もします。
    1文字刻したら、印刀研ぎ直すように伝えておかねば。

    今回、刻した文字は万葉集の1文で「初春令月」と入ってます。
    大きさは、縦3.9cm、横2.7cmです。

    の衣偏(左側)は、着物の胸元と肩の辺りの形で、刀は刃物の形。
    刃物で布を裁ち衣服をつくる意味としてできた。

    は、もともとの字は“芚”の下に“日”が付いた形で、分類は形声であって音符は屯(トン)。
    屯は織物の縁の糸を結びとめた房飾りの形ですが、春の文字の中では草の根の意味で、春になり日光を浴びて芽を出すことで艸(くさ)を加えて“芚”の下に日を加えた文字となった。その後、文字が変化していき現在は「春」という形になった。

    は、象形文字。
    深い儀礼用の帽子を被って、ひざまずいて神のお告げを受ける人の形。

    も象形文字。三日月の形。
    (参考文献:常用字解)

    22時までに捺印を終え、出品しに宮崎中央郵便局へ行って来ました。
    久しぶりの夜中のドライブとなりましたが、星空も綺麗で道が空いてて快適。テントを積んで出掛けたくなります(笑)

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