相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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    2019年2月19日   印材を削って使い易い大きさに

    色紙につかう落款印。変形印。関防印

    変形印を作った後に左右に1~2mmほど印材が大きかったので、捺印の際に印材の大きさと、印面の大きさが違うと、捺印の際に思っていた位置とズレが生じないかと思い印材をサンドペーパーで削って小さくしてみました。

    まずは120番で粗く削り落とし、400番、800番と変えながら形を整えていきました。

    印材を加工

    印面に対して0.3mm程度の大きさまで小さくしたので、捺印し易くなったと思います。

    最後に捺印して、印面の出来を確認して完成です。

    2019年2月1日   鹿肉は、量だけ気を付けろ。

    2月に入りました。関東では雪が舞い、群馬では天体観測に行く話しが舞い込んできてます。コーナーを曲がったら鹿!って、天体観測者から狩人にならない事を祈ってます。

    林業の方にお話し聞きましたが、鹿肉にはあまり寄生虫はなくただ脂身が少なく高タンパク質なので500g以上食べると人によっては腹を下すそうです。
    用は、タンパク質の固まりなので胃などで消化されず大腸にいき、そこで腸内と体内の濃度を一定に保とうとする事で血液中の水分が大腸に流れ込み下痢になるそうです。その為、脱水状態になるので水分補給が大切だそうです。

    食べ過ぎて腹を壊したことを、寄生虫が入ってたと勘違いしてた話を聞いていたので、これで量だけ気を付ければ安心して鹿肉を食べれます。スポーツされている方には高タンパク質なのでいいそうです。

    1寸角の落款印。

    今回は、「篤信好学」を1寸角の青田石で作りました。
    印稿は書き上げていたので1時間ほどで刻して、宮崎まで行かず高鍋郵便局で出品。宮崎まで行く羽目になると2時間半の時間を割かれるので、この時期は避けたいとこです。

    今回の石は久しぶりに刻し易い石でした。
    こんな石には滅多に出くわす事が出来なくなってます。

    今回の作は、年明けてすぐ印稿を書き上げてた物です。
    印稿の大きさは75mm角ですが、作ったのは30mm角。次は75mm角に刻して9月の宮日総合美術展に出品したいと思います。

    印稿を書いた時の記事
    http://souma-inbanten.com/post-14608

    2018年12月28日   色紙に捺す印

    篆刻の作品づくり。宮崎県高鍋町の印鑑屋。宮崎市

    年内に納める仕事は終え、年明けの納品のものに着手しております。 昨夜は、2月上旬に出品する宮崎県美術展の作品の修正と、中学時代の国語の先生からの依頼で色紙に捺される関防印(10mm×20mm)と、落款印(10m㎡)の印稿を原寸で書いてみました。

    関防印とは、書が始まるとこ(右上)捺す印で好きな漢詩、言葉などを刻します。

    色紙に捺す関防印と、落款印。宮崎県高鍋町の印鑑屋。宮崎市

    秋ごろに作った印が何度も印材を割ってしまっていたので、何度もすぐ刻せるように保険を掛ける意味で印稿を書いてます。

    これを書いておかないと、印材を割ったり、大事なとこ欠けたりしたら、印面に文字を書き入れる大きな作業から始めないといけないので、印稿を作ってそれを印面に転写して数時間掛かる布字の作業を数秒に短縮させます。
    こうする事で納得がいかなかったら再度、刻すことができます。刻すのは1、2時間あれば刻し上げるので楽なもんです。

    現段階では骨格程度でしか書けてないのでこれから雅味を加えながら修正していきます。

    2018年11月30日   来年の干支(つちのとい)

    11月も終わりますね…
    昨夜は10時頃に壽慶の印稿を描き上げたとこで朦朧としてきたので早めに寝ました。それでいつもの如く、早朝から楽篆の課題に取組んでます。
    開店前の仕事は、気持ちいいほどサクサク進む。

    お題は来年の干支となる「己亥」(つちのとい、キガイ)
    己(つちのと)は、五行(木、火、土、金、水)でいう土の陰。細木数子さん風でいうと土星マイナス。その時の亥の歳ということです。

    平成31年の干支。己亥のハガキや、年賀状、絵手紙、一筆箋に使える落款印。遊印を作る。

    2ヶ月前から印稿は書いていたので布字はサクサクっと1時間ほどで終えましたので、これから刻していきます。

    亥の文字を2パターン作りました。右は素直に入れた字形で、左は中央の空間を埋める事を考え、独自にチョッとアレンジしてみました。
    両方出品して、どちらが高い評価を得られるか楽しみです。
    検証してアレンジした方が駄目となればいい勉強にもなります。

    今回の印材は、1cm角の青田石。手紙や、一筆箋を書いた際に使えるようなサイズとして選びました。 8mm角の方が使い勝手がいいかな? ま、不便を感じたら作ればいい。
    不純物が少ない印材を選んで購入していたのでサクサク刻していけそうです。15時までにはポストに投函したいと思います。

    2018年10月7日   はがき、短冊、半紙ようの落款印

    はがき、短冊、半紙ようのサイズの落款印

    前回からの続きですが、いや~、印材を2本磨いていて正解でした。
    4本目も石英に当たりました。力を入れたり文字が飛ぶ結果に…

    やっぱり書遊に行って印材を選定しないとダメかな…行けるとしたら11月4日(日)だが、12時には難波発の電車に乗らないといけないのでゆっくりできない…

    3日が大阪で開催される大印展で実印、認印の部で銅賞に入ってたので表彰式と、上位作を直に見て盗みます。 技術で商売している人は行くべきです。 そうでない判子屋さんも行って本物を知ることは大切だと思います。 パソコンの文字しか見てないと、それが本物と勘違いしますから。 最初は分からなくていいんです。 近くの人や受付の人に話すと説明してくれます。

    それは、置いておいて…ラスト1本となった6本目!

    はがき、短冊、半紙ようのサイズの落款印

    数か所、硬い部分が有りましたが八方から刀を当ててみる事で今回は大事に至らず刻す事ができました。

    2倍の価格でいいからいい印材が欲しい!切実な願いです。
    2倍じゃ安い?こんな苦労するなら3倍でも買う!w

    半切、半紙に使えるサイズの落款印
    白く刻んだのは側款。書でいう落款。いつ、誰が刻したかを入れる。戊戌(今年の戌年)、良月(10月)

    数ヶ月前から依頼されてた好古印会の新人さんの印も完成しました。
    印の大きさは5分角(約15mm角)
    使用に適切な紙の大きさは、全懐紙、半切1/2、半切1/3、半切1/4、色紙などに使えるサイズです。

    ただし!

    文字数に寄って落款の大きさが変わるので、落款の大きさに合わせた落款印になりますので、15mmでは合わない事もあります。

    さて、今日は午後から好古印会だ。
    「貞達和潤」が課題だが、半紙に篆書、行書、隷書で3点書いたが、毎度のことながら印稿はやってない!(笑)
    楽篆に出品したからそちらの作を持っていくことします。毎回、同じだな…(汗)
    それより、宮日総合美術展の作品に…着手してない…こっちがヤバい…(汗)

    2018年10月6日   トリプルの悲劇

    短冊、半紙に使う落款印

    約10mm角に「麻」と入れてます。
    字入れをするのは3度目です。 予定では台風が通過するまでには出来ているはずなんですが…

    1本目は…柔らか印材を使っていたので力加減を誤って印面を粉砕…orz

    2本目は…青田石の特有の亀裂があり枠の部分を大きくをボロッと剥げるように…落ちていく…orz

    1本目はともかく、2本目は印材を投げたくなります。

    そんなこんなで3本目。

    3回目となると字入れもアッと言う間に書き上げます。
    3度目は手に持たず、印床に挟んで慎重に刻していく事に!
    慎重と言って突っつくようにでなく刀勢が出るようにガリガリガリ…と刻していきますが、カツン!と刃が止るとこが…

    青田石は硬さが一定でなく固い分が混ざっている事があります。
    最悪なのは石英が混ざってることです。
    これに出くわすと大変です…

    固い部分が全て石英と言うわけでもなく、不純物なので砕くことも出来る部分も多い。
    一旦、刀を持ち上げ固い部分に刃の角を当てて粉砕してやる!って、力を入れたら…

    落款印が砕ける

    見事に粉砕してしまう…唖然…(;゚Д゚)

    3本目までもが…

    こんな事は初めてです。
    こんな小さい石で固い部分で苦労することすら初めて…orz
    いつもなら30分ほどでサクサクと刻して、はい出来上がり!ってなるのに…

    終わった事は仕方がない!
    再度、刻すまで!

    と、いう事で再度印材づくり。
    これが一番面倒な作業なんですよ

    まずは、印材を360番のサンドペーパーで全面を削ります。
    白い粉が出ますが、これを吸いこんだら体に悪いと思いながらもひたすら削る…

    サンドペーパーで印材を綺麗に磨ぐ

    印材の蝋がとれて凹凸が無くなったら、800番のサンドペーパーに替えて磨きます。
    角が直角になっているので角を丸く加工。

    表面が綺麗になってきたら、最後は1000番のサンドペーパーで磨き上げて細かい擦り傷をなくしていきます。

    ワックスを掛けて光沢を出す。

    最後の仕上げにワックスを塗って輝きを出します。
    これで要約、印材の準備が完了。今回は4本目に加え5本目も磨き上げました。
    この作業が結構たいへんなんです。研磨するバフがあるのでバフが上手く使えるように練習してみるかな。
    次も割れたら、すぐ5本目に着手できるように2本準備しました!

    磨いた物と、磨かない物の違い

    上の画像は、左が購入してそのままの青田石、右が磨き上げた青田石。
    表面の蝋は凸凹で、蝋を取り除いても印材に凹凸があるので磨き上げます。これが結構たいへんな作業なんです。細かい粉が出るので体にも良くないと思います。

    篆刻で使う石は中国でしか採れず、中国で加工されるので処理の仕方がお粗末すぎて困ります。また最近の石は不純物が多く混ざった物しかなく悩みの種です。

    宮崎県宮崎市の落款印、篆刻

    出来上がった青田石を印床にクランプして再度、字入れとなりました。
    本日、刻し上げて発送したいと思います。

    2018年9月4日   落款がデカいだろが!

    書の作品に捺す落款印

    午前中の水鉄砲大会を終えて、午後から佐土原で月一の篆刻の講習会へ移動。
    今は10月締切りの宮日総合美術展の追い込みとなってます。

    だが自分はその前に…
    5月から同じ門下の新人さんから頼まれてた落款印が中々進まないので刻し上げることにしました。

    半切に捺す落款印

    字入れはほぼ終わらせていて若干補筆を加え、あとはサクサクと刻していくだけ。
    字入れが終われば後は書き入れた文字にそって印刀を入れていけばいいだけの単純作業です。字入れに比べれば楽な物です。

    姓名の落款印は白文で作ります。

    姓名印なので白文で刻してます。
    大きさは2cm角。半切などに使えます。

    刻し終えたら、捺印(左側)。
    印影を見て補刀を入れ修正を加えました(右側)。
    一発では終えるといいのですが、補刀が必要でした。

    落款印の完成

    また友達の印も作って欲しいと、友人が半切に書いた作を持ってきていたので落款の大きさからみると3cm角が適切かなって言ってたら、近くに居た御姉様から「半切2行の作にしたら落款の字が大き過ぎるわ!」と、指摘が入りました。

    落款( 落成款識  ラクセイカンシキ)
    書画でいつ、誰が書いたか、動機などを書いた部分(作品の最後に入れる)

    落款印
    姓名は白文(文字が白、周りが朱)
    名、雅号の場合は朱文(文字が朱)
    落款印が無いと作品とみなされない。

    作品に書かれた落款をみせて貰い、書かれてある落款より少し小さめの印を作ると言ったら、「あなたは書かなくても(作り手なのだから)全ての書に対して知っておかないとダメっ!」、「お客様に言われるがまま作ったらダメでしょ!」と、間髪入れず突っ込みが…(汗)

    書かれた物から大きさを割り出すと、今回の様にお客さんが間違った大きさで書いてあった場合に指摘が出来ない。 書かなくてもいい作品を見て大きさなどを勉強するように、あげた本を読んだ?と、指導が入りました(汗)

    確かに半切、条幅にしても1行で数文字の場合、2行の場合、3行の場合、4行の場合…と文字数によって落款の大きさは違ってきます。
    作風に対しての落款の適切な大きさが分かるように作品を見ていこうと思います。

    夜になって…

    出来上がった印を渡した門下生からLINEで画像が届きました。
    その画像は半紙の作品にドンっと2cmの落款印が!(;・∀・)

    半紙用に15mmか、12mmで作ってやらんといかんな…

    最後に…
    書をされている方へ…

    墨友などに毎月出品する作について落款印不要ですが、作品として提出するのだから捺すべきと思います。
    捺すことでどの位置に捺すのが適切で、どう捺せば綺麗に捺せるのかを学びます。

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