相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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    2017年9月10日   手書きの文字&文字のバランス

    宮崎市、ゴム印の手書き版下をつくる

    これは私独自のやり方です。
    昨日の記事で応は常用漢字で、旧漢字「應」があることに気付いて応→應に書き直しました。
    また感も昨日の物から修正を加えてます。

    まず、前回同様に辞書を開き應の草書も20種類ほどあるのでどれが感の文字と合うか吟味して選びだします。

    選んだ文字を鉛筆で下書きして、その上から筆で書き上げます。

    書き上げた物をスキャナーで読込んでパソコンで大きさ、位置などを調整して配置します。 但し、文字の上下左右のセンターを中心に持ってきて配置しても見た感覚ではセンターには見えません。

    宮崎市、ゴム印の手書き版下

    特に「感」の文字の形は、右斜めしたに長く伸びる線があり、斜線の右側の上部から中部あたりに空間が生じてます。 なので文字の左右の寸法から導き出す中央を枠の中央に持って行くと、左側に空間が大きく発生して、文字が中央でなく左に寄って配置しているように見えます。 なので右へずらして見た目で中央にくるように配置します。

    1枚の画像の「感」を見ると、左端から枠までの距離と、右側(斜線の下部)から枠までの距離は左に寄せているので異なります。

    上の写真の角度では「感」は、「應」より小さく見えますが、真上から見ると「感」の右斜めに走る斜線が長いので同じ大きさに見えます。

    書と同じく、判子屋も本来はこのように文字のバランスなどを調整していくのがメインの仕事となります。 パソコンの文字を羅列しただけで、入れた文字の1文字だけが大きく見えたり、判子の円の八方のどちらかに引っ張られているように見えおかしな判子となります。

    唯一無二の物を作る為に手書きの文字である事が最低条件ですが、次に文字のバランスをどう取るかが必要となります。それは書、篆刻、絵などの芸術に限らず、色んな職種に置いても同じことがあるかと思います。

    2017年9月9日   常用漢字にはご注意!

     

    1cmほどの文字を草書で書く

    草書で「感応」と書きました。
    「感」は王羲之風に・・・風ですよ風。書の上手い方から見ると指摘されそうですがお手柔らかに。

    ゴム印の版下を作ってますが、私は印稿を書くように白い絵具で修正をいれて形を整えたりします。ササっと一筆書きなんて出来ません。

    やり方は、辞書を開いて自分の好みの形を数種類ピックアップします。
    行草楷は三圭社の大書源を愛用してます。これが無いと書けません(笑)

    ピックアップした文字と文字とが違和感がない物を組合せて、文字の骨格を鉛筆でササっと書いてから筆で書き上げます。

    更に微妙な曲線などの調整を白い絵具で消したり、墨で補筆して描きあげます。
    打ち込みや、点が悩むと余白に打ち込みや、点を書き込んで理想形を元に修正して描きます。

    草書で書く

    書をやっている方は画像を見た瞬間に違和感を感じると思いますが、ここは優しく見守って下さい(-“-;A …アセアセ

    2文字目の「応」は大書源にはなかったので、印章辞典で篆書を調べてもない…。これは国字かな?って思ってマダレと心を別々で辞書を調べて作字して書きました。

    書き上げた後でグーグル先生に尋ねると常用漢字という事が発覚! まじか…orz
    自分ではいい感じに書け上げたって思ったんだがな・・・

    「応」の旧漢字は、「應」でした。
    印章に使う人名や屋号にはお目に掛からない文字の旧漢字までは把握してない…。 フェリーに乗った際は炭酸抜きの麦茶を片手に辞書をめくっていかないといかんな…。(-“-;A …アセアセ

    そういう事で應を書いて文明の利器を使って応と差し替えて版下データを作ります。

    追記 -----

    版下を書き上げたので、明日のブログに版下作製の手法と完成した版下をアップします。

    2017年8月11日   絵手紙に捺すゴム印

    手書きの版下

    筆で書いた文字をゴム印で作る御依頼がございました。

    仮名用の半紙に書いた物をご持参いただき、それをスキャンした物を私が若干修正して高さ50mmと、55mmのサイズでサンプルを作り、どのサイズが良いか確認。

    手書きの文字をゴム印に

    実際、捺す絵手紙用の半紙に印刷したサンプル置いてみると、高さ60mmある方が適切と分かり、データを高さ60mmに拡大して作製。

    落款印は、実際、刻した印を捺印した印影をスキャンして版下を作っております。
    今回のゴム印に合うサイズに縮小を掛けて版下をつくりました。

    筆で書いた文字をゴム印で作りました。

    出来上がったゴム印を滲みが少ない当店オススメのスタンプ台フォアコート(1,200円)で捺印してみると薄い・・・。紙の凹凸が原因だと思ってスプーンで紙を平らになめしてから捺印すると濃くはなりましたが、それでも薄い・・・。

    滲みが出るので使わなかったシャチハタの安いスタンプ台(800円)で捺印すると、真っ黒とはいきませんが濃く印字できました。

    和紙にはシャチハタの安いスタンプ台がいいようです。
    ちなみに安価な無名スタンプ台でやると滲んで黒い塊りの文字になります。

    普段取りに捺すと綺麗に捺印できないので、捺印のコツとスタンプ台の種類を伝えてゴム印とスタンプ台をプチプチに包み佐川急便で発送しました。

    ≪お盆休み≫
    8月10日 ~ 16日(水)

    2017年6月15日   果実出荷の段ボールに捺すゴム印

    果実出荷用のゴム印

    梅雨に入りましたが、雨は降らず…。
    今年は桜の開花時期も、町内の街路樹のヤマボウシの花の開花時期もズレているように思えます。

    そんな中、果実の出荷時期となり、果実農家さんからの出荷用段ボールに捺すゴム印のご注文が増えてきております。

    農家さんが出荷する段ボール用のゴム印

    通常の赤ゴムとは違い、段ボール用のゴム印はAPR樹脂を使っています。
    このゴムは柔らかく、印面から底までの高さがあるので多少の凹凸でも綺麗に捺印できます。
    また文字だけが印字され、底が付かないのも利点です。

    果実用の出荷ゴム印

    赤ゴムだと、彫りが浅いので、文字以外に底に付いたインクまで付着して文字が読み辛くなります。
    そういう事がなく、綺麗かつ作業効率が上がるゴム印としてお作りしております。

    読み易い文字として、丸ゴシック体をお勧めしております。
    スタンプ台はシャチハタのフォアコートとセットで使われる事もお勧めです。

    お見積りも致します。
    今お使いのゴム印を押されてFAXして頂けると確実です。

    FAX 0983-35-4610

    2017年6月2日   シャチハタの応急処置の仕方

    昨日、お客様からシャチハタ日付印のベルトが切れたので印面を残し本体側を交換して欲しいと依頼が来ました。

    日付印のつもりで福岡営業所になくて本社からの送られても、月曜か火曜日には届くだろうと思って、シャチハタ福岡営業所に問合せたらデータネームは受注生産のようで10日間掛かるとのこと…。え…在庫ないの?!天下のシャチハタ様が…(゚Д゚;) せめて本社に1本ぐらい在庫しとこうよ。

    日付印の応急処置

    毎日、使うものだし10日間使えないとなると不便だろうって思って応急処置できないか分解してみました。

    ベルトは1本をクルッと回して熱で圧着されてる感じです。
    今回はゴムの劣化で切断ではなく、その圧着したとこが剥がれて取れてたので、重ねて接着が可能のように思えたので、アロンアルファーで接着して応急処置完了!

    データ印の応急処置

    接着のポイント!

    ピンセットで掴んで引っ張るので片手で切れた両端を引っ張って押さえておくことは困難です。 なので、接着する際に下側になるベルトに木工用ボンドを少し付けて金具の部分に接着。 その後、アロンアルファを表面に付けて、もう片端をピンセットで引っ張り出して接合面を重ねて接着。 とどめに接合面を押し潰して乾燥を待ちます。

    たぶんこんな感じでいいはずです。
    初めての作業で自分なりに推測しながらやってますので間違っているかもしれません。その時は悪しからず。

    データネームのベルトはインクを吸い上げる為にゴムではなく、スポンジの様なゴムです。なので押し潰す事でスポンジの中まで接着剤が入り接着力が増します。たぶん。

    乾いたら木工用ボンドで金属部分に貼り付けた部分をそっと剥がせば応急処置完了!

    データネームの応急処置

    あとは、組み上げて印面と、日付の部分の高さを調整して上げれば完成!
    テストで切れたベルトをグルグル回転させたが問題ないので10間ほどは持つでしょう!って、言ってながら、テストをした為に週明けに「切れました…」って持ってきたりして(笑)

    これで業務への支障が軽減したと思いたい。そうあって欲しいw
    新しいボディが届くのを待つのみですね。

    明日の営業
    3日(土)は、九州印章業組合の総会の為に休ませて頂きます。

    2017年4月24日   コラボ商品「花菓」

    花菓(高鍋農業高校×長谷川だんご)

    先週、高鍋農業高校からゴム印の御依頼を頂きました。
    今回、高鍋農業高校と、長谷川だんご高鍋店さんがコラボで和菓子を作られたそうです。
    先週、テレビでも取り上げられたとか…

    商品名は「花菓(かか)」
    詳細については聞いていませんが、ロゴは学生に募って、投票で決まったようです。

    高鍋農業高校と、長谷川だんごのコラボ商品

    29の提案から選ばれたのが中央のロゴです。
    他の28点は消えて行くのも何だかな~って思って、他の提案ロゴの原稿もお預りしていたのでスキャンしてアウトライン化した後にそれぞれ色を付けて配置してみました。

    文字の大きさを統一しようと一旦は考えましたが、大小あるのも個性で、統一しない方がデザイン的にもいいだろうと思って倍寸で調整したのみです。
    花をイメージして、文字の色を全て変えてみました。

    先生の分を合わせて全員分を印刷してお渡し準備完了。
    こんな事してるから時間が無くなるんだよな~って、思いつつもやってしまう…(汗)

    花菓 (近日販売!)
    販売店:長谷川だんご 高鍋店
    販売日:5月13日~

    2017年4月4日   細かい文字と、美しいレイアウト

    ゴム印

    神戸市東灘区本山北町に移転オープンとなった 鶏のむら さん。
    移転に伴いゴム印のご注文を頂きました。

    版下を保存しているので、住所のみ変更してサクサクと作ります。
    当店の鋳造ゴム印は、フィルムを作ってから光よる型取りする樹脂によって細かい文字まで再現できます。

    領収証に使うゴム印。住所判。社判

    また印面から底の部分にかけて傾斜を付けた台形にしてあるので、腰があり捺した時の文字のヨレを軽減させます。ゴムが垂直に作られると、左右の力に弱く捺印時に文字にヨレる事があります。

    「炭火やきとり」の文字の横幅は2mmしかありませんが、鮮明に文字が出来上がっております。

    文字の間隔、配置、大きさを最適に考慮して作らせて頂いております。
    見栄えのよいゴム印をお考えでしたら、ご相談くださいませ。

    ゴム印の価格は面積によって異なります。
    住所判の目安として4~6千円になります。お見積りをさせて頂きます。
    (ロゴ、絵柄、特殊な図案は別途料金が掛かります)

    本日の営業
    午後4時までの営業となります。
    (午後から店主不在)

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