相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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    2019年3月22日   流星光底(其の弐)

    宮崎の印鑑。実印、銀行印、認印。職人がつくる印鑑。
    ※起筆終筆に硬さがあるので、修正する必要があります。

    火曜日に書き上げた流星光底です。
    先日、アップした動画は大まかな骨格を書き上げるとこまででした。
    今日は、その後の修正の作業の前編をアップします。

    こんな感じで修正をしながら線を滑らかにしたり、角度を微調整したりしてます。この書く作業が上達するにあたって、自然と仕上げの腕も上がっていくように思えます。

    判子屋の本来の仕事は、彫ることより書くことあると、私は思ってます。

    2019年3月20日   印稿を書く(流星光底)

    日曜日、講習会を終えてフェリーに乗り込み、空いた時間に辞書を広げ来月、持って行く作品の文字を確認し、月曜日の朝、夜の空いた時間に草稿、骨格だけ書き入れてました。

    昨夜、骨格を書き上げた物に線の太さや傾きの修正などの補筆を加えほぼ完成までもってきた。

    日曜の講習会では、技術が無いのに講習会直前になってラフ書き程度の物を持ってくる人が多い。 下手でも構わない。努力の痕跡が観て取れれば真剣に教えるが、ラフ書き程度の物を持って来られては指導しようがない。指導しても言ってる意味が分からないはず。だから真剣に取り組めとしか言えない。
    本業の優先順位を下げなければ出来る。

    作品の印稿を書き上げる。
宮崎の印鑑、実印、認印、銀行印

    書いてる文字は、流星光底。
    「流星光底 長蛇を逸す」の一文にあり川中島の合戦で詠まれた漢詩。
    刀を振り下ろしたが、大敵を打ち損じたことを詠ったとのこと。
    流星光底は、刀の光が流星の様に振り下ろした様。

    大まかに書き入れていく動画です。
    30分ほどで書き上げ、翌日、ここから更に修正を加えていきます。

    2019年3月13日   ゴム印を復元する

    宮崎の手彫りゴム印

    お客様から長年使って写りが悪くなったから、この大きさで作って欲しいとゴム印を持参されました。
    見てみると父が彫ったゴム印でした。
    完全にゴムが擦り減り、捺し型もまともに取れない状態です。

    宮崎の手彫りゴム印

    ゴム印の反対側には見出しを付けてます。
    この見出しは彫った当時の印影そのままです。
    長年使っているので消えているとこがありますが使えます!!

    スキャナーで形を読み込む

    まずはスキャナーで最大画素数の1200dpiでスキャン。
    それをプリントアウトして原稿を作ります。

    ゴム印の原稿をつくる

    1200dpiでスキャンしたので拡大鏡でみるような大きさで印刷できます。
    あとはカスレた部分を筆で塗りつぶしてしまえば原稿の出来がりですが…

    手書きで修正をしてゴム印の原稿をつくる。

    印稿を書くように墨と胡粉を使って筆で修正。
    他人の文字でしたら修正は失礼になるの致しませんが、親子合作ということで自分なりに微調整しました。

    これで原稿が出来上がりましたので、この原稿をスキャンしてBMPで保存してゴム印作製に入ります。

    2019年3月8日   関防印(清雅:その弐)

    関防印となる「清雅」を刻し補刀(補正)を入れて完成。

    この変形印はオリジナルです。
    楕円形の印材をサンドペーパーの400番、800番、1,000番と番定を変えながら削りだして作りました。

    フルトリを青の下に入れて込んでみました。
    木口なら楽勝なサイズですが、石となると思いがけない砕け方をする事があるので慎重な運刀になりますが、あまり慎重になるとガタガタな線になり刀の勢いが感じられなくなるので、半分どうなってもいいやって感じで切り込んでいく事も重要に思えます。

    2019年3月7日   関防印(清雅)

    関防印(引首印:インシュイン)を作りました。
    関防印は、書や絵などの右上に捺す印になります。
    彫りこむ文字は、好きな言葉、座右の銘などを入れます。
    形は、長方形、楕円形など様々です。

    大きさは、落款印と同じく色紙に書くのか、半紙に書くのか、条幅(1m36cmの紙)に書くのか、更に書く文字の大きさによって関防印の大きさを変えます。

    今回、手掛けたのは横幅8mm、縦幅14mmの関防印です。

    宮崎の篆刻、落款印、関防印、印のことなら

    小判型の石をサンドペーパーで削って玉子型にしました。
    上の画像は、1回目に字入れした物ですが、青の下部の横画を粉砕してしまって磨り潰しました。

    細かい部分は浅く、かつ刀を研ぎ上げ切れを良くしておかないと、余白を削っている時に文字の部分までもが粉砕してしまいます。

    宮崎県の篆刻、落款印、関防印

    2回目はフルトリ(雅の右側)の顔と嘴の形を変えてみました。
    フルトリは、小さな鳥の形です。
    「集」は木の上に3羽の小鳥(フルトリ)が書かれている文字もあります。

    この段階は、刻しただけです。
    この後、印面の墨を綺麗に拭き取り、捺印して修正を掛けていきます。
    完成は明日の記事で…

    8mm×14mmの参考価格
    15,660円(税込、印材加工:1,620円込)

    書を極めている方は、1顆(1つ)が2、30万円はするかと思いますが、有名な篆刻家に作って貰う事をお勧めします。

    2019年2月22日   宮崎県美術展 de 準特選

    午前中、近所の判子屋の森田さんから「準特選やったね。おめでとう!」と、お祝いのお電話を頂きました。

    一瞬、またまた~と、思いましたが、鹿児島の某判子屋さんと違って冗談は言わないので準特選に選ばれたことを知りました。

    ですが、その瞬間…頭に過った言葉は「やべッ…」
    もうやっちまった感いっぱいですよ。

    第45回 宮崎県美術展

    森田さんとの会話は…

    森田さん:朱白の2顆(2点)で出した?

    私:いいえ、1顆です。

    森田さん:はぁ?!1顆? じゃ、大きい印に6文字か、8文字入れて?

    私:いいえ、2文字です(汗)

    森田さん:はぁ~?!1顆で2文字? 毎回、相馬君には驚かせられるわ~

    私:あの作品は失敗作なんです…(汗)

    森田さん:…( ̄д ̄)

    私:カクカクシカジカで…、落款印も綺麗に捺せてなくて…私もショックで…orz とは、言え出さないといけないので出したんですよ…

    宮崎県美術展の結果

    昨年の暮れに印稿を書き上げ角井先生から絶賛され、大阪の講習会では、あとは刀法しだいやな!(彫り方で佳作かどうかが決まる)と言われてました。
    自分でもこれはいい作になるぞ!と、強気でした。

    それなに…刻して捺印してみると…絶句…
    補刀を入れても印稿の輝きが・・・ない…orz

    捺印でも苦戦し、作品候補の有力候補は裏打ちがイマイチに終わり没。そこで予備の物を額に納めて搬入しました。

    また、搬入は土曜日の午後に搬入したので私が最後かと思います。
    その私の番号が「3005」。篆刻は5点しか出品されてない状態です。
    これを見たら入選2点。そうなると俺のは確実に落ちると悟った瞬間でした。

    それが準特選となるとは…
    準特選と言うのは嬉しい事ですが、複雑な気持ちです。
    昨年は落選してます。落選した作品の方がなんぼかいい作なのに…

    1月のブログを読み返してみると作品の事どころか、搬入のことも触れてませんね…(苦笑)

    2019年2月19日   印材を削って使い易い大きさに

    色紙につかう落款印。変形印。関防印

    変形印を作った後に左右に1~2mmほど印材が大きかったので、捺印の際に印材の大きさと、印面の大きさが違うと、捺印の際に思っていた位置とズレが生じないかと思い印材をサンドペーパーで削って小さくしてみました。

    まずは120番で粗く削り落とし、400番、800番と変えながら形を整えていきました。

    印材を加工

    印面に対して0.3mm程度の大きさまで小さくしたので、捺印し易くなったと思います。

    最後に捺印して、印面の出来を確認して完成です。

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