相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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    2017年10月13日   持ってはいけない危険な考え

    庭のピンク色の花

    多くの方は実印を捺してくれと言われたら抵抗感を持ちますが、何でもいいですから捺して下さいと言われてると抵抗感がグッと下がる傾向にあります。

    これは認識不足による危機感の欠如でもあります。

    実印は重要で大切な印鑑であり、捺すと大きな責任を取らなければならない。
    逆に認印は、普段使いで気軽に捺せる印鑑。100円でも売っているサイン代わり程度。が、一般的な考え方ではないでしょうか。

    玄関に印鑑は置いてはいけない

    この実印と、認印の重要性の差を設ける事は大きな過ちになります。

    効力は、実印 = 認印 となります。

    このことは販売する印鑑屋も深く考えず、専門店でありながらも知らない人がいますし、お客様に伝えていない。 また学校でも、家庭であっても教わらない、伝えられないのも要因です。

    やってはいけない印鑑の話

    印鑑においての法律では、実印、銀行印、認印という言葉は使わず“印章”の1つの単語で集約されてます。 なので、実印を捺そうが、認印を捺そうが効力は全て同じとなります。

    土地の売買契約であっても100円で買ってきた認印を捺せば契約は成立します。
    契約の書類には実印も印鑑証明書も必要ではありません。
    印鑑証明書が必要なのは登記の時です。
    登記前でも契約が成立したら覆す事は容易ではありませんので要注意です。

    実印、銀行印、認印は、以下のように考えると宜しいかと思います。

    実印
    簡単に言うと家、土地などの固定資産などを守るパスワード。

    銀行印
    お金(流動資産)を守るパスワード

    認印
    荷物の受取り、役場での書類の受取り、確認また承認した事を相手に示す重要な印鑑。

    更にもう1つ!

    印鑑が必要な書類で大切でない書類は1つもありません。
    まず、大切でなければ印鑑は捺さなくていいはずです。印鑑を求められるのは、それだけ重要なのです。

     

    2017年9月3日   印鑑の危険性(その3)


    (絵 : 金沢21世紀美術館で行われた印章イベントで印材の説明担当の水嶋氏)

    昨日の話…法律上には印鑑の事を「印章」でしか表記してなく、認印 = 実印 となり認印であっても実印と同等の効力となります。

    つまり、100円の印鑑でも捺印するだけで、実印と同じ効力を発揮し責任追及され言い逃れる事は出来なくなります。 また同じ印鑑を購入されて使われ、内容を訂正されたり、新たに書類を作られると、その事を認めざる負えなくなる可能性がかなり大きくなります。

    多くの方の認識は、認印 < 実印 と、実印の方が重要であり大切と思われてますが、法律上では、認印=実印 となります。

    また、いくら注意して使いますと言われても捺印した書類は自分の手元から離れ、相手の手元にあるのですから捺印後は注意しようがありません。

    まず認印が必要ということは、その時点で重要な書類なんです。
    重要でなければ殴り書きのサインでいいのですから。

    また、10万円で購入してた印鑑であっても内容は、100円の印鑑を大きくしたり、材料が異なるだけで文字はパソコンの文字という事が多々あります。 有名デパートや、百貨店で販売されてある物もそういう類があります。

    印鑑の良し悪しの1つの判断基準は手書きの文字であるかどうかです。
    購入する際は、手書きの原稿を見せて貰うといいと思います。

    次回は、事例をお話ししたいと思います。

    2017年9月2日   印鑑の危険性(その2)

    マクロレンズでは三脚がないと手ブレしまくるので通常のレンズで撮影。
    フラッシュを使ってみたが、カメラのモニターで確認するとコンパクトデジカメのような不自然な光の反射がないのにビックリ! この辺りも一眼レフと、コンデジの違いだろうか??? 何も分からず手探りで撮影してます。

    エバーフレッシュの花が咲く

    さて、昨日の続きですが…

    実印を捺してというと抵抗感が生まれますが、何でもいいからとか、認印でいいからと言うと、かなり敷居が下がって、実印とは逆にほとんどの方が捺印してくれるようになります。

    職業柄、私がお客様にお使いの認印を捺して見せて下さいというと、捺して貰えるかもしれません。

    それは、職業柄で信用をされているからという点が問題です。
    相手を見た目や、職業柄で判断するのは大きな過ちに繋がりますので、絶対に判断基準にしないようにして下さい。

    更に、六法全書には印鑑の事を「印章」としか表記してません。
    実印、銀行印、認印などの表記は一切ありません。

    ここが、認識しておかないといけない重要な事です。

    長くなったので続きは明日…

    2017年9月1日   印鑑の危険性

    昨夜、店を閉める際にエバーフレッシュを見ると昼頃は蕾だったのが夜空に上がる小さな打ち上げ花火のように開花してました。 ネットで検索すると、エバーフレッシュは頻繁に花を咲かせるそうですね。 ただし実を付ける事は稀だそうです。

    エバーフレッシュの花が咲く

    話しは変わって…

    紙に実印を捺して下さいと言うと、大抵の方は「え!なんで実印?!」と、躊躇します。
    抵抗感を持つ事は大切な事です。 当たり前だろって思われますが、この当たり前な事が時としてしない物なのです。
    特に親しい間柄や、親族、さらに兄弟・・・親となれば安易に捺印される方が増えてきます。

    相手を信頼して捺印という行為も大きな問題。

    親、兄弟であっても書面をしっかり確認せずに信頼の上で捺印する方で痛い目に遭う方も少なくありません。 相手が悪意はなくても結果的に損害を被ることになると揉め事の発端となりますので、相手が誰であれ即決はせずにじっくり書面を読んで最終判断をするべきです。 引っ掛かる部分があったら、捺印は拒否するべきです。 情に訴えてきても!

    さて本題…

    ん~ん…長くなったので明日の記事に…

    2016年11月17日   試練を与えて頂いたお客様

    日本のお土産
    先々週、背が高いお客様がご来店と思ったら6年前からご愛顧いただいているベルギーのお客様でした。 ベルギーの大学教授で6年前は毎年、宮崎大学に来られていて、その際に日本のお土産としてご注文を頂いてました。

    今回は3年ぶりの再会となりました。
    思い起こせば3年前、ちょうど父が亡くなった時にご依頼を受けていて、葬儀の早朝まで仕事をしてました。 その時、ふっと祖母が亡くなった時も急な仕事が入り父も朝まで仕事をしてたなって思い起こしました。

    海外の方がお土産に購入
    朝になってもご依頼頂いた仕事に着手できないので、師匠に依頼したら断られ「印稿だけは書いてやる」と言われその場は愕然としましたが、夕方にはファックスで、翌々日には郵送で作品を作るさいの印稿ではないかと思わんばかりの完璧なまでに綺麗に書かれた印稿を送って頂き作る事ができました。

    その後、送って頂いた印稿は参考資料となり、代表取締役印(外円に会社名、中央に代表取締役印と入る判子)の文字が飛躍的に腕を伸ばす事ができました。

    美しい法人印特に外円の会社名の文字は中央の文字の太さのコントラストで細い文字にします。繊細な線と、文字の曲線美を表現していくには職人の手が必要となります。これを機にどうぞお手持ちの法人印と比較して下さいと自信を持てるようになりました。

    今回の作り方は、印稿(完成図)を手で書きあげ、粗彫りは機械、最後は私の手で仕上げを行い文字の線を整えております。

    よい試練を与えて下さったベルギーのお客様に深く感謝しております。
    先日、ご依頼を頂いた印章を完成させベルギーに発送させて頂きました。

    2016年9月16日   冠婚葬祭に便利なゴム印

    冠婚葬祭の熨斗に使うゴム印
    冠婚葬祭に必要な熨斗袋。
    そこに名前を書くのが苦手…。中の袋には住所も書かないといけないからもっと大変って思われる方にお勧めの熨斗用ゴム印セットです。

    手書きの文字でゴム印を
    今回のゴム印は私の文字をゴム印にしました。
    まずは倍寸で原稿を書き上げます。 書き上げた原稿をスキャナーで読込みゴム印の版下を作製し、プレス機でゴム印を焼き上げます。

    プレス機で焼き上げたゴム印も手書きの文字そのままです。
    また、当店のゴムは細かいとこまで表現できるので筆の質感が損なわれません。

    便利な熨斗用ゴム印
    ゴム印を準備しておけば、突然のお通夜の知らせが入ってもゴム印を捺すだけで準備完了!
    自分で書くのが苦手な方や、お忙しい方にもオススメの一品です。

    また、新築されて住所が変わるので新築祝いのプレゼントの1つとしてもいいのではないでしょうか。今回は同級生の新築祝いとして作ってみました。サンプルで使った熨斗袋は中に入れてお使い下さいと言って渡しますw

    葬儀に使う薄墨。祝い事に使う黒色がセットになった冠婚葬祭スタンプ台
    お通夜など葬儀の際は薄墨で書く習慣ある方にはお勧めのスタンプ台があります。
    薄墨と、黒色が一体となったスタンプ台です。

    手書きのゴム印
    版下代 200円×(名前+住所の文字数)+(消費税)
    ゴム印(2個)+スタンプ台 6,000円+(消費税)
    送料 500円

    納期:仕事の混み具合で変動します。14日営業日以内を目標に発送いたします。

    パソコンの書体
    ゴム印(2個)+スタンプ台 6,000円+(消費税)
    送料 500円

    納期:3日営業日以内に発送いたします。

    2015年12月5日   行書の認印

    行書体で版下作製
    久しぶりと言うより今年、初めての行書体のご注文でした。
    太めに版下を書きます。仕上げの工程の時に線を調整していくので太めにしておきます。
    書道の先生の様に書けないので、必ず手本となる資料を見て書きます。
    手本とする参考資料
    ポイントとしては書き始めとなる起筆の位置と、筆を折り返す転折の位置、筆を抜く終筆の位置です。その位置を鉛筆で点を打って後は筆の勢いに任せて書きます。線が細くなったり、チョッとのはみ出した部分は仕上げの段階で削り落とせばいいので神経質になる必要もありません。
    判子は書と違ってひと筆書きでなくても文字の線を塗ったり消したりがOK!ってとこが大きな違いです。
    文字が小さい時や、文字の線と線の幅が狭い時は塗り潰しておいて、粗彫りの段階で彫りながら文字を作っていく事もあります。
    今回、川の最終縦画に難ありだったので補筆したので凄く太くなってます。
    この部分は最終工程で削って傾きを調整しました。

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