相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

  • RSSフィード

  • 最近の投稿

  • タグ

  • カテゴリー

  • 過去の投稿

  • カテゴリー: 日々精進

    2017年12月2日   筆をとる

    ハガキで課題が届く

    ハガキで課題の通知が来ます。
    印稿の課題と、書の課題は同じです。
    書はたいてい自由ですが、今回は小篆もしくは、金文と指示がありました。

    書の手本づくり

    書の課題は年に数回しか書いて行ってません…(-_-;)

    印稿も手に付かない事も…。
    あ、先月もそうでした…

    週末になって時間が作れたのと、久しぶりに大筆で書いたら思うように筆圧調整が出来ない事に衝撃を受けて、練習の為に小篆と、金文を書いてみようと思いました。

    なので、手本づくり…

    辞典を引いて、1つの文字でも何パターンもあるのでどれにするか字形を選別。
    文字を選び終えると、まずは半紙に鉛筆で下書き。

    下書きを終えると、上から筆で書いて手本が完成!
    それをベースに修正を加えていく。

    こうなると手本ではないか…

    小篆で握沙為寶と書く

    第一画の位置、線の傾きかた、伸びやかさを微調整しながら…

    何枚も

    何枚も

    書いて…

    5枚目に現状の限界点に到達ということで終了。

    10枚、20枚と書くと迷走して、変な癖が付くだけなので書きません。
    最後に落款を書いて、落款印を捺し完成しました。

    金文は理想形が頭にないので、我流に走りまくっていると思うのでアップは避けます。

    金文は石鼓文を臨書すればいいと言われてますが、そこまで手が出せない…。
    やはり、気に入った作を見付けて模写が一番手っ取り早いが、基本が抜けてしまう危険性ははらむが…。時間的に考えると模写がいいのかな。

    2017年12月1日   終筆が…

    楽篆100号記念 落款印をつくる

    樂天と刻して出品しましたが、上位は厳しいかな。

    篆の竹冠を上下にずらして狭めて、竹冠の下部の横幅を狭めるべきだったかな?

    いやそれより…楽の木の下部を曲線にするべきやったな…
    曲線で書くと「楽」が小さく見えたから角ばらせたが、「篆」に合うように曲線を使いながら他で大きさの調整をするべきやったな。

    小篆で楽篆と書く

    久しぶりに半紙サイズに書いてみました。

    紙は夾宣。
    墨は中墨では滲んだので、濃墨を半分入れました。

    やばい…左斜めに下す線の終筆が… 上手く筆をまとめられない… (-_-;)
    日曜は、角井先生に終筆の指導をして貰わなければ…

    5枚ほど書いて、う~ん、現状を認識して出品… (-“-;A …アセアセ

    2017年11月30日   作品づくり「楽篆」

    篆刻の作品

    昨日、やっと仕事がひと段落できたので、楽篆の課題に着手。

    お気付きの方からは今頃か!?って、言われそうですが…
    今頃です (-“-;A …アセアセ

    本日消印有効なので、5時までには高鍋郵便局に持って行きます。それを過ぎると宮崎の本局まで行く羽目になるので、そこは避けたい…

    楽篆100号記念ということで、課題は「楽篆」
    今回は大々的にするので賞まで付くとか!

    ここは冒険せずに前回 上位に食い込んだ小篆の白文で勝負に出ます。
    印材のサイズは、15mm角。今回は作業し易いようにチョッと大き目。
    上位を狙いますので、小さいのを使っても、大したメリットもなくリスクを負うだけなので15mmの白文。

    これで評価が低かったらキツイな… (-“-;A …アセアセ

    文字を書き入れる

    上の画像は、字入れの途中です。
    これから後1、2時間ほどは修正を加えて、それから印刀を持ちます。

    今回は鏡まで机に出して鏡を置いて、鏡に映すと左右反転した正字で見れるので、文字のバランスを確認しながら作業になってます。

    鏡は普通使うだろ!って、言われそうですが…

    ほとんど使っていません。(-“-;A …アセアセ
    今回は「篆」の文字バランスが気になったので鏡が久々の登場となりました。

    開店前に本日の仕事を片付けて、作品づくりに入ります。

     

    その後…

     

    落款印に字入れを終える。宮崎市

    午前中に字入れを終えたので、残すは刻すのみ。
    峠は越えた感じで、気楽に作業を進めていける。

    2017年10月20日   拾う神あり

    篆刻の雑誌「楽篆」

    昨日の夕方に楽篆が届いた。
    唯一の篆刻の雑誌で、大東文化大教授の河野隆氏をはじめ、真鍋井蛙氏、岡野楠亭氏が出品作からピックアップして批評して頂いている。また私案まで書かれているので勉強になる。

    篆刻の教材

    批評されるのは毎回20点ほどだが、他人の批評を読んでいてもどこがどう悪くて、どこが良いかが適切に書かれてあるので勉強になる。

    また、自分では発想できなかった形を見る事で自分の中で引き出しを増やせる。
    上位作は特に色々盗ませて頂いてます。

    落款印

    今回も写真版に載せて頂いてました。
    今回の作品課題は、「得志」(意味:志を遂げる。願いがかなう)
    締切り当日に4時間以内と超短時間で作った作でした。(-“-;A …アセアセ

    宮崎市、落款印

    7月のブログを読み返すと、締切り当日に切羽詰まって作ったと書いてある…。

    作った時の記事→http://souma-inbanten.com/10894

    今回も「優」の評価かつ、3席。
    正直、優の位置を維持できてホッとしてます(^^;

    宮日総合美術展では落選でしたが、今回の篆刻家の評価では良い評価を貰えた事は嬉しい。

    まさに捨てる神あれば、拾う神ありですね。 拾ってもらって良かった~(笑)

    来年は読売書道展に挑戦やな!
    宮日総合美術展や、宮崎県立美術展は、オーソドックスな作風で出品してみます。

    宮崎市の実印、銀行印、認印

    楽篆は、書の部門もありますが、私は出してませんが、次回は出してみるかな。

    いつも手本と同じように書く臨書ですが、次回は臨書、臨書風、創作と全てOKってということなので書いて出してみます。

    宮崎市の印鑑

    次回は100号記念誌となるようで、課題は「楽篆」
    「楽」は、左右対称で難儀する文字ですね…。

    11月30日の締切りで、発行は4ヶ月後となります。
    次回も優の座を維持できるように今度は時間を掛けて練ってみます。

    最後に…

    印鑑屋さんは綺麗に刻する事ができなくても、それが篆刻の味わいと思ってしまっている。確かに思わぬ欠けが良い効果を出す事がありますが、大半は失敗、駄作の原因になります。
    落款印の仕事もしている印鑑屋さんは、楽篆に出品する事を強く勧めたい。
    書道界から印鑑屋の落款印は酷いという評判を払拭する為にも。

    2017年10月19日   そろそろ始めるか!

    作品づくり

    9月の大印展の出品を終えて1ヶ月が経ちました。
    周りは既に3月締切りの全印競技会の作品に着手をしているようでそろそろ始めるかと思い、辞書から作品課題の文字をピックアップ。

    来年の全印競技会の表彰式の会場は宮崎とあり、入賞0ではいかんでしょって事でプレッシャーはあります。 また11月4日に開催される大印展では、実印、認印の部門で辛うじて銅賞となる無様な結果となってます。

    全印競技会での木口角印部門では、1つの課題で小篆、古印体、印篆の3部門に分かれ、他の部門で篆刻、銀行印、版下、ゴム印彫刻、密刻、密刻のゴム印と部門が色々あります。

    辞書から文字をピックアップ

    銀行印の部門に関しては、篆書、隷書、古印体、楷書体、行書体、自由書体と6書体の6部門と多種に分かれています。

    ただ気になるのが、規定書には 「この部門に限り手仕上げに限る」 と、書いてある。 手彫りは不可ということ? ま、その方が色んな部門に挑戦できるし、印稿でどれだけ煮詰めるかの勝負となるから面白い。
    中にはパソコンの文字を画面上で作字して作りました!って、作品も出てきそうですね。ま、それも異種格闘技戦みたいでそれはそれで面白いと思います。

    ゴム印はしないので省いて、木口角印の3顆、銀行印の6顆、篆刻の1顆、版下の1作…
    考えると頭がクラクラしてきた…
    深く考えるのはやめよう…

    2月から仕事が忙しくて手が付けられないことを考えると3ヶ月間の勝負ですか…
    1月には県立美術展への出品があるが、そちらは…何か良い作品ができたらということで(-“-;A …アセアセ

    ただ、一番辛いのは、作品づくりは非公開なのでブログにアップ出来ない事です… 非常に痛い…

    2017年10月3日   今日は仕事します。

    法人印の角印を彫る

    先週、大阪技能グランプリの課題を2行で彫った物を今度は3行の文字構成で作ってます。 今回、大阪の友人が大阪技能グランプリに出場するので、私も1回は彫っておくかと取り掛かりました。 友人は予想どおり優勝し、私も励みになります。

    文字は、「堺・古市古墳群」文字数的に楽な課題ですが、「古」が2つ出てきているのでこの処理をどうするかでかなり悩みました。

    金曜日から字入れをしていて、昨日の昼過ぎまで字入れに時間を費やしてました。 グランプリの時間制限はたぶん5時間だったと思います。5時間内に字入れ、彫刻、捺印、提出を行わなければなりません。

    今回は字入れに10時間ほど、粗彫りに1時間半掛けてました。これから仕上げですが2時間半は掛かるだろうな…。 う~ん、グランプリは俺には無理だ(笑)

    1寸角の角印

    字入れを終えた段階での撮影を忘れてました。
    粗彫りを終えたとこです。線の傾きを仕上げで調整するために朱色の部分を少し残しております。

    法人印 角印

    私は、判子の底の部分はなるべく平らに彫った形跡を残さない様に彫っていきます。
    刀の切れ味と、力加減が主となります。
    ただ刀は彫れば彫るほど切れは落ちていきます。なので、彫り下げる段階でなるべく平らを意識して高さを揃えます。 最後は鉋で削る様に凹凸を整えていくと平らになります。

    またこの段階でも四隅をきちんと削っておくと仕上げた後に文字の土手になる部分を削る際にサクサクと作業を終わらせられます。

    2、3回練習すれば粗彫りの所要時間は1時間15分程度でこの品質まではいけると思います。更に練習すれば1時間は切れるかも?!

    仕上げは後日ということで、今日は仕事します…(汗)

    2017年9月27日   東京藝大生のサポート

    先々週、東京藝術大学の学生さんからメールが届き、立体、平面デザインを学ばれていて、今回、大学の課題テーマが「隅田川」ということで、地名を入れた御朱印をデザインすることにされたそうです。
    そこで、文字の指導をして欲しいとメールが届き、そこでサポートをする運びとなりました。 その数日後には下の様なデザインが送られてきて驚きです。

    (※ブログ掲載に承諾を得ましたので書かせて頂いてます。)

    東京芸大の学生がつくる御朱印

    デザインは、芸大生なので流石だなって思うばかりですが、文字の部分が素人が1発目でここまで書けるとはって驚嘆させられます。

    文字は右から「本所」と入れてます。

    文字のバランスや、本の上部を詰めているとこなんか「おいおい1発目でこれやるか?!」って処理ですよ。 もし本の上部縦画を長くして空間を生じると、「所」に比べて本が1段下に下がっているように見えてしまいます。 そこを詰めて高さを合わせてくるとは…この辺りが藝大生の観察力と、感性でしょうか。
    感性と、本気の度合いが感じ取れます。

    東京芸大の学生がつくる御朱印

    このデザインも凄い、斬新なとこあるが密刻のデザインをお願いしたくなるほどのデザイン力。
    文字は、佃島と小篆で入れてますが、これは持っている辞書が問題でこの様な形になってしまってましたが、辞書をよく見てる事が伺えます。

    本や辞書の内容によってはデザインに走り過ぎて初心者は見たらいけない書物あります。またいくらしっかりした辞書であっても誤字を含まれていたりしますので、似たような辞書でも最低3冊は持っておく必要があります。

    両国、佃島

    レポート提出が今月末だったので、間に合いそうにもないのでお手本を書くことにしました。
    先週は仕事が詰まっていたので全く手が付けず、昨日、着手しました。
    画像は左から、佃島(古印体)、佃島(小篆)、両国(小篆)で書いてます。

    隅田町、本所

    午後からは、左から本所(印篆の白文)、墨田町(小篆)
    所の旁は、もっと重心を落とすべきだな…。後ほど修正して送ります。

    今日は午前中に仕事をして、午後から残りの印稿を書き上げて、今夜にはPNGで保存して送ります。

    1 / 401210
  • カテゴリー

  • 過去の日記

  • 最近の投稿

  • 相馬印ばん店RSS

  • この頁の先頭へトップ頁へ