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印鑑の機械彫りは悪くない、悪いのは…

今朝も修正を加えましたがまだまだ修正する箇所が多く、あと3時間は必要な感じです。

字入れを思うと、彫るって作業は単純作業であまり重視してません。
綺麗に彫れば彫るほど機械彫りに近づいていくので究極の粗彫りは機械彫りです。

なので、機械彫りは悪いとは思いません。

問題なのは…

パソコンの文字を使って彫っていること。
財産をかんりするパスワードになる物なので下手でも人の手によって書かれた文字でつくるべき

・機械で彫った後に縁のバリ取りしかしないこと。
印鑑屋が本来の仕上げを知らない。
手間を省くために仕上げをしない。

以上の点で未完成を完成と勘違いして販売している事が問題です。
また、手彫りの印鑑でも、これなら機械で彫った方がいいよって酷い印鑑もあります。

印鑑で重要なのは、彫ることではなく、文字を綺麗に書けるかと、最後の仕上げで文字を綺麗につくり上げるかです。
左の作品を観ながら、同じように書く模写をしてます。
印鑑なので左右反転させて書きます。

判子をつくる上で重視する点は

・いかに枠内に文字を上手く綺麗に描くか

・仕上げで、文字を美しく作り上げれるか

以上の2点に重要と考え手掛けてます。

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