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半紙の手本づくり

手本づくり

昨日は篆刻の講習会でした。
今月も課題着手できず未提出…(汗) 最近、課題に着手できないままズルズルと…

これでは何しに来てるんだってなるので、せめて半紙でも書いて行かねばと思い日曜の朝に着手。

課題は、「燕雀相賀」
読み:えんじゃくそうが
意味:新築を祝う言葉。(軒先に巣をつくる燕や雀も家の完成を祝うという意味から)

辞書を開き、どの形を採用するか検討。
決まったら半紙に割付け線を引いて文字の位置を確定します。その後、鉛筆で辞書から選んだ字形を下書きします。

※ここでポイント!

初心者は、奇抜な字形を選択しがちです。
まずはオーソドックスな形を選ぶようにして下さい。
そのオーソドックスな形であっても他と合わないとか指導を受けたら修正を加えるというふうにする方が良いかと思います。

手本づくり

鉛筆で下書きした物を筆で書く。
墨は、濃墨 1 に対して、普通の墨 1 の割合で混ぜて使ってます。

濃墨は乾いた後の発色がいいのですが、カスレが出るので篆書には扱い辛いので普通の墨を入れて薄め筆の走りをよくします。

これで手本が完成。
手本が出来たら書き込みますが!
時間が無いので、下に敷いて上から書いていきます。

※注意!

骨格や、筆の動きを確認するにはいいですが、こんな事してたら上手くなりませんので真似をしないように。

下書き

仕事では何百枚と書き込んで清書なんて時間的コストは掛けられないので、このような手法をとります。

書き上げると11時を回り、講習会場へ向かわないといけない時間に…
今回、3枚書いて、その中から1枚を持参しましたが、お見せできる物ではなかったので画像は割愛させて頂きます…m(__)m

 

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