刃こぼれ

忙しい時期に印刀がボロボロで役に立たない。

粗彫り用の印刀７本あります。
その内、５番目に太い印刀が刃こぼれが絶えなかった。
時には１日に３度も刃こぼれを起こして研ぎ直しの時間が勿体ないので封印してました。

細い印刀が折れる事はありますが、太い印刀はそう簡単には刃こぼれしません。　それなのに１日３度となると考えものです。
鋼がなまくらになったのか？研いで短くなってきた今の部分の焼きが甘いのか？

２番の印刀で枠を彫ったら、５番で線ギリギリのとこでも入れていき一番使う印刀だっただけに使えないのは痛かった。

今週に入り研ぐ余裕も出来たので研ぎ直してみました。
通常、粗彫り用の印刀は３０００番で研げば十分な切れ味がでますが、今回は４００番、１０００番、３０００番、６０００番、天然仕上げ砥石と５工程で研ぎました。

これで簡単に折れたら、これを機に全ての印刀を作って貰います。