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ドキドキのレンズ分解

マクロレンズを分解

台風が接近してきてますが、今朝は雨も降ってなく濡れずに店に出てこれました。
気分転換にマクロレンズを分解してみました。

中古で買ったマクロレンズですが、オートフォーカスがなく、ピントを合わせは手動です。 ピントを合わせるのにレンズを回して調整しますが、回しているとカツンと当たって力を少し入れないと回らないとこが2ヶ所もあって微妙なピントを合わせがし辛いくなってました。 そこで思い切ってレンズを分解して中を見てみました。

sigmaマクロレンズ

レンズを分解するのなんて初めてで、構造も分からず見えている範囲の小さなネジを1つ1つ慎重に外し、緩んだパーツをゆっくりと外していきます。 輪っか状の部品を外す途中で引っ掛かって外れない…。 引っ張っていいものかとドキドキしながら前後左右上下と知恵の輪を外すような感じで引っ掛かてる部分を探りながらバラシていきます(笑)

そんな苦戦中にも関わらず1mmも満たない銀色のボールベアリングらしき物がコロン・・・コロコロ…と落ちてきて新たな難題を突き付けられます(汗)
もしかしてこんな玉が多数入っててその1個?更に開いたらバラバラと落ちてくるとか???・・・と焦りました(汗)

ここまで来たら後戻りできないのでバラした状態で修復不可能を覚悟で慎重に各部を見ながら何処から落ちてきたかを探してたら、どうも銀色の玉を1個だけでレンズの一番手前のF値?を回転させるとこのカチカチってなるダイヤルのストッパーのパーツということが分かってホッとしました。

ホッとしたのも束の間…新たな問題を投げかけてくれます。

上の画像のとこまでバラすと金色の歯車がコロンコロンってレンズの奥深くに入っていく始末…orz 歯車が外れるのだけは勘弁してくれ…組立不可能に陥る…orz 仕方なくレンズを上下逆にしてレンズに傷が付かない事を祈りつつ優しく揺さぶるとなんとか出てきました。

また、そこから取り出した歯車は何処にどう付いていたか解明しないといけない…めどせぇ…

マクロレンズを組み立てる

そんなこんなでバラシはじめて30分ほどでようやく組立完了。
さっそくカメラに装着してファインダーを覗くと暗い…(汗) カメラを電球に向けてファインダー越に見ても暗い…。 あぁぁぁ…どこかでヤラかしてしまっている…。 再び分解…orz

分解しても構造が分かってないから、どこが悪いか分からず…。
仕方ないから色んなとこを触って構造を確認。 シャッターの仕組みや、レンズのF値の変更仕組みがチョッと分かりました。

だが、原因は分からず・・・

終わった…

とうとうイジリ壊したかと諦め、仕方なしに組み上げて再度ファインダーを覗くと凄くクリアー!!バッチリじゃないですか!!(笑)

精密ドライバーと、ピンセット

分解して組立てたマクロレンズで撮影したのが上の画像です。
ピントの調整もスムーズに出来るようになりました。 あの引っ掛かりは何だったんだろう???
今回は結果オーライということで(笑)

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