相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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  • 2015年1月14日   落款印をつくる(其の壱)

    今回、大学時代に大変お世話になった先輩より、成人の贈り物にと落款印のご注文を頂きました。
    また画像公開等も了解を頂きましたので、本日から落款印が完成するまでを記事でアップしていきます。
    まずは、草稿(デッサン)を書いて文字の大きさ、字形を確定させます。
    文字は「ゆみか」と3文字で名前なので必然的に1文字、2文字のパターンが確定します。
    そこで、印面を2分割して、右側に入れる「ゆ」のひと文字なので、左側の2文字より横幅を若干狭めて書き入れます。 その際、「ゆ」を右側の上の方に配置して、最後の払いを長くして「ゆ」の伸びやかさと、下部の空間を埋める狙いで配置しました。
    また左側は「みか」と入れますが、「み」より「か」が大きく見えるのでチョッと縦幅を潰して、遊び心と、「ゆ」の下部を埋める意味で「か」の3画目の点をチョッと右に離して持っていきました。
    う~ん、師匠から遊び過ぎって指摘されるかな? 正式な書などには使わないと聞いてたので、遊び心を多めにしてもいいかなと思って配置しました。
    こんな感じで草稿を終えて、今回は直接印材に字入れではなく雁皮紙という紙使って転写をしてみました。
    雁皮紙に文字を書く
    雁皮もしくは、雁皮紙は奈良時代から製紙原料として用いてた雁皮という植物から作られた紙です。
    雁皮について調べてみると…
    遣唐使と共に唐に渡った最澄が、わざわざ土産として筑紫の斐紙(雁皮紙)を200張り持参している。 紙の先輩国である中国に、土産として持参できるほどに高い評価を得ていたことになる。
    平安期の公家の女流詩人たちに、かな文字を書くのにもっともふさわしい紙として愛用され、中世から近世にかけて、鳥の子紙の名で紙の王としてその名を知られている。(Wikipediaより)
    今の様に機械が普及してない昭和時代の判子屋では使われていたと思います。特に手彫りのゴム印をするには必須アイテムではないかと思います。
    この雁皮を使う上で気を付けなければならないのが、墨で書くと水分を吸収してコンマ数ミリ縮む習性があります。この特性を考慮して若干大き目に書いてみました。
    明日の記事つづく…


    カテゴリー: 篆刻

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